【テニス】試合で緊張してしまう場面の乗り切り方

どうもーぬつですー
テニスって不思議なスポーツで、練習ではあたりまえにうまくできても、
試合になると全く何もできなくなることが結構多くあります。
そこから練習でもうまくできなくなってしまい、苦手になる人も少なくなりません。
テニスはメンタル的にかなりハードなスポーツで、メンタルスポーツとも言われるほど。
今回は試合はじめ、テニスで緊張する場面での対策、乗り切り方をご紹介します。

なぜ緊張するとうまくいかなくなるのか

テニスは道具を使うスポーツの中でもとても繊細なスポーツです
かつ野球などと違い個人種目なので、勝つも負けるもすべて自分(自分たち)の責任。
なのでプレッシャーも大きく、緊張などで手が震えるなどして、
それがちょっとでもラケットに伝わってしまうと、ラケット面が安定しなくなり、ミスへつながります。
ラケットを振る感覚がおかしくなる、これが1つ原因としてあります。
どんなに試合に慣れてる強い選手でも、
少しの手先のミスから歯車が狂い出して負けにつながったりします。
(1回戦で負けてしまうことも)
テニスの試合で勝つためには緊張を乗り切って、普段以上とは言わなくても
普段通りの、平常心のあるテニスをどれだけ試合でできるかがポイントになります。

緊張の乗り切り方・対策

試合前

前日くらいから「負けたらどうしよう」など試合のことばかり考えてしまうと思います。
しかし考えたところで、練習以上のことができるようになるわけではありません。
どんなにネットで知識を詰め込んだりしても、練習でできないことはできません。
たまにゾーンと呼ばれる集中状態に入ることもありますが、
これは一時的であり必ず起きるとも限りません。
そんな不確定なことを期待しててもしかたありませんので、
普段練習していることがそのままできることがベスト。
普段の7割の力を出せるのが上々。
普段以下のテニスにならないことが試合ではとても大切です。
自分に期待することはいいことですが、
期待しすぎてプレッシャーになっては意味がありませんので、
いい意味であまり期待しすぎないこと=リラックスを心がけましょう。

試合中

その時の一球一球に集中するようにしましょう
うまくいったことも、ミスしてしまったこともそれは終わったこと、過去のことです。
試合はそのことを考えている間にも進んでいきます。
勝つために必要なのはそのときの一球、1ポイントの積み重ねが勝ちにつながります。
特にサーブリターンは考える時間がありますから余計なことを考えず、
気持ちを落ち着けてミスを取り返そうと普段以上の余計なことをしない、
いつもやっていることをミスなく行うことをまずは心がけましょう。
ちなみに試合で競ってる試合、例えばあと1ポイントとればゲームが取れる、
試合に勝てるなんて場面では自分が一番自信のあるショット、コースを使うようにしましょう。
迷った場合はシンプルにクロスがおすすめ。
緊張が高まる場面では「早く決めて終わりたい、楽になりたい」なんて考えが出やすく、
1発で決めようと無理して、余計なプレイをしやすくなります。
1点を争う試合でポイントを取る確率が高いのは一番得意なショットを使うことです。
こういった場面で一番やってはいけないことは、
ダブルフォルトをはじめとした簡単なミスを自分からしてしまうこと。
1つのミスから逆転負けなんてこともテニスではよくありますので気をつけましょう。

試合後

トーナメントを勝ち上がっているのであれば、
次の試合に向けて少しでも休んでおきましょう。
前の試合内容を振り返ったりするのは、大会が終わってからでも十分できます。
負けたのであればなんで負けたのか思い出してみましょう。
悪いイメージというのは忘れようと思っても記憶に残るもの。
そこを次の試合に向けて練習することが苦手克服への近道です。

まとめ

試合など緊張する場面では普段以下の力しか発揮できないことが多いです。
試合で勝つ、テニスで強くなるには上記にも書いたように、
普段以上の力ではなく、普段の力をどれだけそのまま出せるかが大切です。
なので試合では普段の力を出すことを心がけて、
練習では普段の力=やっていること、できることの数を増やすことが強くなるための近道です。
(それだけで試合で使える選択肢が増えるため)
ぶっつけ本番でなんでもできるテニス選手なんていません。
緊張を乗り切るためにはミスしない確実なショットを打てるだけの練習量が実は大切になります。
普段の練習から「ミスしたら負ける」というような緊張感を持っていると、試合でも普段通りの力が出やすいので、
緊張に弱い人はまず練習に対する姿勢から見直すようにするといいでしょう。