テニスコーチ推奨!ガットを張る強さ(ポンド)・テンションの決め方!〜張り方はテニスの技術に直結します〜

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この記事のポイント
  • ガットをどのくらいの強さで張ればいいかわからない!
  • 実際どのくらいの強さで張るのか具体例が知りたい!
  • ガットについて色々知りたい!

テニスプレイヤーならレベルに関係なく誰もが悩む問題

「自分合ったガットの張りの強さがわからない」

今回は元テニスコーチとして生徒さんのラケット・ガットの悩みを聞いてきた
私ぬつ(@nututen)がガットの張り方についての悩みにお答えします。

最新の人気ラケットについてはこちらの記事をどうぞ

【2018年最新】テニスコーチおすすめ!人気テニスラケットランキング!

ガットのテンションとは

テニスガットのテンションとはラケットに対してのガット(糸)の張りの強さのこと

一言でテンションと言っても1ポンドでも変わるとプレイに影響がでますし

縦糸と横糸で強さ変えたりするだけで 劇的に技術が向上するなど

テニスの上達においてガット、張り方はとても重要になります

ガットの選び方

多くの種類があるガットの中から自分に合ったガットを見つけるのは難しいです。

テニスコーチとして長く担当してるお客さんにも
ベストマッチ!なガットを見つけるのは正直難しいです。

上達に合わせてガットの選び方も変わりますからね。

ただ、ぶっちゃけガットの種類(ナチュラル、ナイロン、ポリエステル)だけ選べば
あとはガットの張り方次第でどんなガットでもそつなく使うことができます。

ガットのメーカー、性能選びよりもガットの種類、張り方、張りの強さが大切になるということですね。

市民大会や草トーナメントなどで上位に食い込んでくるレベルのプレイヤーはガットのメーカーなんてそんなに気にしません。

  • 「ポリエステルだったらなんでもいい」
  • 「柔らかめのナイロンなら正直どれでも・・・」

そんな声も結構聞きます。
プロでもない普通のプレーヤーはガットの違いなんてそこまでわからないのが普通です。

テニスコーチやガットの張り師も同じで、
全てのガットの詳細な違いを把握し、その中から各々にピッタリ合うガットをすぐオススメするなんてほぼ不可能。

ガットはある程度の時間その人のプレイを見て、時間をかけて選ばれるものです。

何よりガットの使いやすさは最終的に使う人の好みですからね。

一般的にガットを選ぶポイントについてはこちらをご覧ください。

【初心者向け】テニスコーチおすすめの使いやすいガットまとめ〜ガットについて詳しく解説してます〜

テンションの決め方

コーチやお店の人に相談してもテンションの決め方ってよくわからないと思います。

特にガット関係については専門用語だらけ。

そこでよく聞く専門用語を解説しながら、テンションの決め方をご紹介。

張りの強度(ポンド)の違い

テニスのガットの張りの強さはポンドという単位で表記されます。

一般的に50ポンドを中心に考えて

Point
  • 50ポンドよりも数字が大きい
    =テンションが高い、張りが強い、硬い
  • 50ポンドよりも数字が小さい
    =テンションが低い、張りが弱い、柔らかい

このように変化します
もちろん低すぎてもダメですし、高すぎてもダメ
目安としては

  • 最低42ポンド
  • 最高60ポンド

までにしましょう

42より低いとほとんどアウトしてテニスにならない可能性、

60より高いと硬すぎてひじや手首の怪我のリスクが高くなります。
(ラケットにヒビが入る可能性も)

追記:低いテンションについて

最近ちらほら話題になるゆるゆるガット。

錦織選手も37ポンドで張ってることから筆者も変えてみました。

実際に使用してみた経験からガットのテンションを低くすることの
メリット・デメリットをまとめました。

【上級者向け】ガットのテンションを低く・ゆるゆるで張ることのメリット・デメリット

ラケットごとの適正テンション

各ラケットには適正テンションというものが定められています。

メーカー、ラケットの種類によって

そのラケットに一番合うテンション=張りの強さの範囲が定められています

ラケットの

  • スロート(真ん中のYみたいなところ)
  • ラケット面の周りの縁(ラケットグルグル見回してみてください)

に大体書いてあります。

この間でガットを張ればいい感じで打てますよーというものですが、
正直これはあまり気にしなくていいです。

まだ始めたばかりであればこの範囲内で張れば間違いないですが、ある程度上達してくると全く気にしなくなります。

実際私も適正55-65ポンドのアエロプロドライブに52ポンドで張ってました。

テンションはラケットによって変えますが、
ラケットの指定範囲に合わせるのではなく、
自分のプレイに合ったテンションを選ぶようにしましょう。

テンションはラケットの厚みで変わる

ガットのテンションを決める一つの基準が
ラケットのフレームの厚みです
厚みはラケットの面の大きさに比例しており
ラケットの面の大きさ=フェイスサイズが

Point
  • 100インチ以下
    =面が小さく、薄いラケット
  • 100インチ以上
    =面が大きく、厚いラケット

ラケットの面の大きさの単位はインチ(inch)

このように分類します。

ちょうど中間の100インチのラケットは
メーカーによって厚みが結構違いますので注意。

現在のラケットの主流となっているフェイスサイズなので、種類も豊富になっています。

一般的に厚いラケットほどラケット自体がボールをよく飛ばすので、

テンションを高く張ることでボールの飛びを抑え、薄いラケットほどボールが飛ばないので、

テンションを低く張ることでガットでボールを飛ばすようにします。

ガットはラケットの性能とバランスをとって
張りの強さを決めるのがポイントです。

ラケットの選び方についてはこちらを参照してみてくださいね

【初心者向け】テニスラケットの選び方〜テニスコーチはこんな感じでラケット選びます〜

腕力の有無

テニスは基本的に腕力はあまり必要のないスポーツですが
腕力によってはガットの張りの強さは変える必要ががあります。

上記でも触れましたが、ガット張りの強さが弱いほどボールはよく飛びます。
なので、

腕力に自信がない方は厚みのあるラケットにテンションの低いガット

腕力に自信があって速いスイングでガンガン力強いボールを打ちたいと考えているのであれば、

薄いラケットにテンションの高い張りでガットを張るのもアリです。

プレイスタイル別のガットの張り方

テニスのプレイスタイルは個人差がありますのでここではよく言われるガットの張り方をご紹介

Point
  • 強いスピンで攻撃的なテニスがしたい
    (ストローク重視、サーブは回転系)
    厚いラケットにテンションを高く張る(52~60ポンド) 
  • フラットでスピードボールが打ちたい
    (オールラウンダー向け、サーブはフラット系)
    薄いラケットにテンションを低く張る(45~52ポンド)
  • どんなボールもまずはしっかり拾いたい、ショットを深く打ちたい
    (初心者向け、またサーブ&ボレー重視の方にオススメ)
    =厚いラケットにテンション低くガットを張る(42~50ポンド)
  • ショットがアウトしてしまうのでコートに収まるようにしたい(ストローカー向け)
    =薄いラケットにやや高めのテンションで張る(48~55ポンド)

ざっとこんな感じ。

もちろん全ての方に当てはまるわけではありませんが、
上記の4点を押さえておけば目指したいプレイスタイルに合わせてガットの強さを決めれると思います。

ガット別オススメテンション

これまで挙げたように個人のプレイスタイルによって張りの強さは変わりますが
各ガットの一般的なテンションの範囲をご紹介

  • ナイロンガット=42~60ポンド
  • ポリエステルガット=45~58ポンド
  • ナチュラルルガット=42~52ポンド

上記はあくまで目安です。

ナイロンガットは万能なのでどの張り方でも基本的には大丈夫です。

ガットを張るときに気をつけて欲しいのは

ポリエステルは打感が硬いので強く張りすぎると、
鉄板みたいな硬さになる。

ナチュラルは強く張りすぎると、
テンションにばらつきが出る、
マイルドな打感が無くなる、ほつれやすくなって切れやすくなる。

このような特徴があります。

番外編:ハイブリッドの張り方

ハイブリッドとは縦糸と横糸で種類の違うガットを張る、もしくは張りの強さを変える張り方のことを言います。
最近のテニス界ではかなり主流になってきており

  • 縦糸=ストローク、回転量に影響
  • 横糸=ボレー、反発力に影響

すると言われてます。

ガットの組み合わせで最も多いのが

  • 縦糸=ポリエステルガット
  • 横糸=ナチュラル、もしくはナイロンガット

反発力のある縦糸を横糸のマイルドな打感が抑えることでボールの飛びすぎを防げます。

また、

  • 縦糸=ナチュラルもしくはナイロンガット
  • 横糸=ポリエステルガット

という通常と反対のフェデラー張りという張り方もあります。

名前の通りフェデラーが使用し始めたことからこの名前がつきました。

主にフェデラー、ジョコビッチが使用してることで有名です。

縦糸でスピンをかけて、横糸の反発力でスピードを出すことで、強力なボールを打つことができます。

また、価格の高いナチュラルの寿命を延ばすために縦糸もしくは横糸をポリエステルで代用する人も多いです。

反面、コントロールが難しくなるという難点もありますので、上級者向けの張り方になっています。

ハイブリッドで張るときは、ガットの種類を変えるだけでなくテンションも変えます。

縦糸に対して横糸を2〜3ポンド下げるのが一般的です。

ガットの性能を最大限生かすためというのもありますが、

縦糸よりも横糸のテンションを低くすることで、

別々のガットを貼ることによるラケットの変形を防ぐのです 。

縦糸と横糸のメリットを最大限生かせるいいとこ取りの張り方ですが、
ガットが緩くなりやすいというデメリットもあります。
(張り替えのタイミングが早くなる)

まとめ

正直ガットの張りの強さはテニス歴15年を超えても
未だ悩むことがあります。

1ポンド変わるだけでも打感は大きく変わり、
テニスの感覚が変わってしまえば取り戻すのは大変です。

また合わない張り方をしてしまうと間違いなく怪我をします。

特に振動からくるテニスエルボーや手首の損傷などはクセになったら大変。

ガットの種類、テンションを変えるのであれば、
テニスコーチもしくはテニスショップの店員さんに、
相談するようにしましょう。