【寄稿】テニススクールってどんなところ?生徒は仲良し?コーチは怖い?

私の名前はジロギン。
「私の名前はジロギン。」(http://www.g913-jiro.com/)というブログで漫画考察を「テニスのジロギン。」(https://jirogin.com/)というブログで、趣味のテニスについて書いているブロガーです!
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テニスは小学校4年生〜高校まで約8年をやっていましたが、
高校卒業以降約7年ほどラケットすら握っていませんでした。
大学を卒業して社会人になってからは完全に運動をしておらず、
不健康を感じていました。
「仕事→寝る→ラーメン食べる」みたいな生活を続けていたところ、
体型は変わらなかったものの血圧が上がってまして・・・
上170!下114!という良からぬ数字を記録してしまいました・・・
さすがにやばいなと思いましたね。
そして2018年1月、何か運動をしようと思い、学生時代を思い出してテニスを再開することにしました!
昔やったことがあるテニスなら体も動かしやすいでしょうし、
また楽しめると思ったので、テニスにしました。
今はテニススクールに週1回通って練習しています。一番下の初級クラスからスタートです。
テニスに興味がある方、これから始めたいと思っている方は
「テニススクールってどんなところなの?」
と疑問に思っていないでしょうか?
今回は、私が通っているスクールではありますが、
「テニススクールはこんなところだよ!」と紹介できればと思います!

テニススクールの様子

私の通っているテニススクールはスポーツジムの中にあります。
ランニグマシンで走ったり、プールで泳いでいだりしているお姉さ・・・老若男女を尻目に、テニスコートに向かいます。
私は平日の夜にレッスンを受けています。
夜のスポーツジムは人が少なくかなり静かです。
こちらから喋りかけなければ誰とも会話せずに過ごせるほどです。
寂しそう?そんなことはないですよ!むしろ集中しやすい環境になっています。
ジムにはコートが1面だけありまして、
初級〜上級クラスが時間を分けて使っています。
私のクラスの人数は、日によって違うのですがだいたい6〜10人くらいです。
働いている方が多いようなので、仕事の関係でいつも時間通りにこれるとは限らないみたいですね。
コートの数やクラスの人数はジムの大きさや立地によって全く変わります。
人数が少ない日はそれだけ1人あたりの練習量も増えます。
10人いるとかなり多くて練習量は少ないなと感じます。
4〜6人くらいがたくさん練習ができて良いですね!
練習時間は80~90分ほどです。
短く感じるかもしれませんが、1時間半練習をすると、かなり汗をかきます。
運動不足解消には絶対いいです!

生徒同士は仲良いの?

仲の良さはですね・・・通ってみるまでわからないです。
同じスクールでもクラスによって生徒同士の関係は全然違うと思います。
私が通っているクラスの前の時間のクラスはすごく仲が良さそうで、
コーチと生徒同士が話したり、教えあったりしてるのをよく見かけます。
私の通っているクラスはというと・・・かなりサバサバしてます!
生徒同士で話すことはあまりないですね・・・
練習中に「ナイスショット!」とか「ナイスキャッチ!」とかいうことはありますよ!
でもレッスンが終わったら、
「お疲れしたー」
と、コンビニのバイトが終わったみたいな感じでみんな帰っていきます。
私と同じクラスに外国の男性の方がいるのですが、勇気を持って話しかけてみたことがあるんです。
お互い声すら聞いたこともなかったので、さすがに寂しいかなと思いまして。
日本に来ていて、しかもプライベートでテニススクールにも通っている方なら、
日本語も話せるんだろうなと思うじゃないですか?
だから日本語で話しかけたんですよ、
「いやぁ〜、テニスはやっぱり疲れますね〜」
って。そしたら、
「HAHAHA!・・・(チョット何言ッテルノカ分カラナイデスケド)」
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みたいな空気になっちゃたんです!
その方は日本語が話せないらしいんですよね。完全に先入観がありました。
これはやってはいけないことです。特にテニスでは。
ラケットやウェア、バッグなどの持ち物で相手の強さを測って油断するのと同じです。
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このケースは少し極端な例とはいえ、
お互い初めて会う人同士だと仲良くなるハードルが高いですよね。
社会人になってからだと、なおさら声をかけにくくなってしまいます。
恥ずかしくて・・・
でも、クラスの人たちと仲良くテニスができた方が楽しいことは間違いないです!
様々年代の方々とテニスできるチャンスはまずないですからね!
人間関係が広がるきっかけにもなります!
私も早く仲良くなれるように頑張りたいです!

どんな練習をするの?

私が通っているクラスでの主な練習内容は

  • ストローク(バウンドしたボールを打つ)
  • ボレー(ネット近くでノーバウンドで打つ)
  • スマッシュ(高く上がったボールを上から叩くように打つ)
  • サーブ(ポイントを始めるために上から打つショット)
  • ラリー(コーチや生徒同士で打ち合う)
  • ダブルスのゲーム形式(2対2で試合のように打ち合う)

これらを行います。
基本的な練習メニューですが、基本ができないと応用的な技術も積み上がりません。
とても大切な練習です。
週1回の練習なので、その日うまくできなかった部分を修正するまでに期間が空いてしまいますが、練習を重ねればゆっくりでも上達していくのは間違いないです!
やっぱり1番面白いのは「ダブルスのゲーム形式」ですね!
実生活で、周りの人と競争したり戦ったりすることってあまりないですよね?
だからこそ、テニスで競い合うダブルスの試合は心が踊ります!
また、ダブルスはペアと協力しなければうまくポイントを取れません。
普段あまりコミュニケーションがない生徒同士でもゲームとなったらお互い協力し合いながらテニスをします。
やはり交流が生まれると、テニスは何倍も楽しくなります。
人間関係の面でもダブルスのゲーム形式はとても楽しい時間です。
練習中の球拾いは生徒たちがやります。
練習ではボールを数百球使うので、全員の協力がなければ集められません。
テニスは個人競技ではありますが、ダブルスや練習を通して、人と交流・協力できるスポーツでもあるのです!
みなさん真面目に球拾いをしてて、とても素晴らしいですよ!
私もサボらず球拾いをしてます!

部活動とは全然違う環境

学生時代に私がテニスをしていた環境は、ほとんどが学校での部活動でした。
部活動ではコーチや監督がいる場合もありますが、基本的には先輩が後輩に指導します。部員同士がお互いにコーチとして教えあう感じです。
テニススクールは、コーチが1人とアシスタント(大学生のアルバイトだと思います)が1人の2人体制で生徒たちを指導してくれます。
基本的にテニスの技術はコーチから教わり、生徒同士でアドバイスし合うということはあまりないですね。みなさんコーチから教わりにきているわけですから、当然ですよね。
他の生徒にアドバイスしようとして、
「サーブの時に足がライン踏んでますよ、これじゃフットフォルトで相手のポイントに・・・」
「ああ?お前、誰に指図してんの?」
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っていう怖い人だったりするのも嫌ですからね。
みんな恐る恐る「ナイスショット〜」ってつぶやいてますよ
(そんなに怖い環境じゃないので安心してください!)
逆に声を出さないと先生や先輩に怒られる部活動とは違いますね。
みなさん自分でお金を払って練習しているので、声出せ〜!なんて言われなくても真面目にやっています。部活動とは練習環境が全く違いますね!

コーチは怖い?

優しいコーチが多いです。怖いコーチはそれほどいないと思います。
松岡修造さんみたいに
「諦めるなよ!熱くなれよ!今日からお前は富士山だ!」
みたいな熱血スパルタトレーニングをしてくるコーチはいないはずです。
というか、週1のレッスンでスパルタしても、ただ練習が嫌になってやめてしまう生徒さんが続出するだけで意味がないでしょうね・・・
我々社会人、若い頃より体力も落ちているのに、仕事をした後の疲れ切った体でレッスンに来ています。そんな社会人たちにムチ打つようなコーチはさすがにいないでしょう。
でも、熱心に教えてくれるコーチもいますよ!
例えるならば、NHKの体操のお兄さんのようなテンションで教えてくれます。
今、「なんか暑苦しそうな練習だな」と思いませんでしたか?
それはちょっと違うんです。
実際に体を動かして、難しいテニスの技術に挑戦した時に明るいテンションで
「いいですよ!ナイスショットですよ!」
って言われるとめちゃくちゃうれしいんです!やる気になります!
コーチの教え方や相性の問題はあるかと思いますが、一生懸命教えてくださる方だと、やっぱり毎週練習に行くのが楽しみになります。

何をモチベーションにしているのか?

社会人で、テニスを始める・・・
普通に考えると「何目的でやってるんだ君は?」と思ってしまいますよね?
何をモチベーションにするかは人それぞれですが、
私は「ただテニスが楽しい」からやっています。
それは「音楽を聴くのが楽しい」とか、「漫画を読むのが楽しい」とか、
それらと変わりはありません。
音楽を聴いて、漫画を読んで、その先どうなるのかなんて考えませんよね?
結果ではなく過程を楽しんでいる感じと言えばいいでしょうか?
週1回という限られた回数ではありますが、ラケットでテニスボールを打つだけで楽しいのです。
思い切りラケットを振り抜いて、ポーンッという快音とともにボールが飛び、
相手コートに入る感覚・・・癖になりますよw
働いたり、生活している中でたまった不満ごと飛んで行ってしまう感じがします。
体だけでなく、心も躍動するので、とても健康的になれますよ!

まとめ:テニスがしたいならテニススクールへ!

やっぱりテニスがしたければスクールに通うのオススメですね!
コーチもいて、生徒同士も仲良く出来て、コートやボールなどテニスができる環境もしっかり整っていますので、初心者でも楽しく続けられると思います。
テニススクールは仕事をしている社会人のことも考えて運営してくれています。
仕事の都合でレッスンを受けられなければ、別の日に振替もできますので、
仕事と両立もしやすいです。私も週5日で働きながらスクールに通えていますので。
こういった設備が整っているのがテニススクールです。
体験レッスンを行っているスクールが多いので、
これからテニススクールに通ってみたいという方は、
まずはレッスンの雰囲気を見てみるといいでしょう!

ジロギンさんありがとうございました!

今回は漫画考察で大人気のブロガー、ジロギンさんに寄稿文をいただきました!
最近テニスを再開されたと聞いて、
テニスコーチをしてる自分としては普段テニススクールのお客さん側のリアルな意見は聞けないので寄稿をお願いした次第です。
これからテニスを始めようか迷ってる方、
またテニスを始めようと考えてる方はぜひ参考にしてみてくださいね!
今回寄稿していただいたジロギンさんのブログはこちら

漫画考察ブログ 「私の名前はジロギン。」

趣味のテニスブログ 「テニスのジロギン。」