これからテニスコーチのアルバイトを考えてる方へ②〜テニスコーチに求められるもの〜

前回に続き、今回もテニスコーチについてです

 

今回はテニスコーチに求められられるものについてです

 

 

nutublog.hateblo.jp

 

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テニスコーチって誰でもなれるの?

よくイメージとして

・強い人しかなれないんでしょ

・資格ないとできないんでしょ

・見た目良くないとできないんでしょ

 

そんなことはありません

むしろほとんどの人が上記にあてはまりません

 

強い人しかなれない?

高い技術がないとテニスコーチってなれないんでしょと思うかもしれません。

ですが、実際意味わからないくらい強い人は多くないです

 

なんなら、お客さんのほうがうまい場合も結構あります

それでもテニスコーチになれるのは、

選手としての強さとコーチとしてのうまさは違うからです

 

テニスコーチは自分のためのショットではなく、お客さんが打ちやすいショットが必要になります

 

つまり、選手として相手が取れないショットができても、コーチとしては最悪です

いつもと真逆、相手(お客さん)が取りやすいボールを打たなければいけません

 

選手としてバリバリやってきた人だとこの辺りが難しく、

加えて自分が当たり前にできてもお客さんにはできないことばかりなので

そのあたりを理解出来き、気遣いもできればコーチに向いています

 

資格がないとできない?

よく見かけるテニススクールのコーチはほとんど資格やライセンスなんて持ってません

 

社内独自でテストを設けているところがほとんどで

・球出し

・返球技術

・テストレッスン(ロールプレイング)

 

これらが一定レベルになるとメインコーチとしてデビューできます

なので、特別な特別な資格はいりません

 

またアシスタントも球出しと返球技術がデビューの条件ですが、

メインコーチよりは簡単です

 

スクールによって条件が違うのでざっくりした説明になりますが

 

球出し=1mの正方形の枠1ヶ所もしくは2ヶ所に1分以内に指定された数を入れる

    例えば1分以内に30球など

 

返球技術=トップスピンやサイドスピン、スライスなどボールに回転をかけずに

     無回転での返球ができるか(少しくらいなら問題無し)

     必然的に薄いグリップでのラリーが求められます

 

テストレッスン=仲間のコーチをお客さんに見立てて、実際にレッスンをしてみる

        球出し、ラリー、試合形式に加えて、

        説明の仕方、声の大きさ、話し方、時間配分など

        実践練習になります

 

これらをクリアすれば実際にコーチになれます!

 

見た目良くないとできない?

正直に言うと、人間相手の商売ですので多少は見た目も必要になります

 

しかし、イケメンもしくは美人ということではなくて

清潔感です

 

テニスは紳士のスポーツなので、服がよれてたり、ボロボロなのは論外です

夏は1レッスンで着替えるくらい汗をかき、また前回も書いたように1種のタレント性

を求めれられるので、ウエアについてはかなり気を使います。

 

稼げないのにウエア代ばかりかかるなんて^q^

なんて思うかもしれませんが、

スクールによってはウエア支給、もしくは割引で買えるところがほとんどなので

あまり心配はしなくて大丈夫です。

ただし、やっすいからといって無地のものやペラいやつは見栄えも悪くなりやすいので、ある程度いいものを買うのをオススメします

 

顔面偏差値はほどんと関係ありませんが、

話しやすい、話してて楽しいコーチが人気出やすいです

 

テニスコーチになるには?

テニスコーチになるには面接と実技試験が行われます

やはり気になるのは実技試験ですよね

 

実技試験の内容は、

ストローク

・ボレー&スマッシュ

・サーブ&リターン

 

これらが安定して返球できるかがチェックされます

どれもいい球を返球する必要はなく、ものすごい楽に返球するだけで問題ないです

 

ストローク

フォア、バック、両スライス、ロブショット

大体この辺りが見られます

 

基本的にあまりに変な打ち方であるとか、ラリーが全く続かないなどがなければ

問題ありません

バックハンドもシングル、ダブルどっちでも問題ありません

 

ボレー&スマッシュ

ボレーはローボレー、ミドルボレー、ハイボレーの返球

スマッシュはロブとスマッシュでラリーがある程度できるか

 

これらが見られます

特にボレーはコーチになるとものすごく使いますので、

つなぐボレーが出来ないと厳しいかもしれません

(決めるボレーしかできないと厳しい)

 

スマッシュはそこまで見られません

 

サーブ&リターン

サーブはフラット、スピン、スライスの打ち分けが求められる場合がありますが

これはスクールによります

 

サーブに変な癖がなければ基本的に大丈夫でしょう

(トスが低すぎてタイミングが変、打ち方があまりにもいびつ等)

 

リターンも空振りばっかとか全くコートに入らないなんてことがなければ問題ないです

ブロックリターンで無難に返せば問題ないでしょう

 

大体のスクールではこのような実技試験になります

選手としてそれなりにやってた人なら、試合前の3〜5分練習とサービス練習くらいの程度です

 

専門用語などはあえて詳しい説明書きをしませんでした

上記の用語が全く理解できないのであればテニスコーチにはなれないでしょう

 

おわりに

テニスコーチになるには結構ハードルが高くてなかなか応募しにくいかもしれません

 

しかしテニスコーチはどこも人不足です

まずは面接を受けに行ったら意外とすんなり入れるかもしれないですよ

(レッスンに必要な技術は研修で教えてもらえます)

 

年齢層も広くアルバイトコーチは20〜40代が多く、男女比も6:4くらいのところが多いです

 

ただ、基本的には声出しや走り回るなど体育会系で

レッスンデビューするまでは全然収入にならないアルバイトですので

ある程度覚悟を持って応募してくださいね!

 

掛け持ちで数本だけレッスン入るだけでも、練習し放題になりますから

アルバイトで稼ぐというよりテニスをするついでにお小遣い稼ぎくらいの気持ちのほうが長続きしますよ!

 

ただ、お客さんは社員だろうがアルバイトだろうが高いクオリティを求めてきますので

謙虚に努力を続けることが大切です!

 

アルバイトにしては身になることが多いので、

迷ってるくらいならテニスコーチ、やってみてくださいね!

 

ぬつ