みなさんはテニスのルールってどこまでわかってますか?
初心者のみなさんは「フォルト!」といきなり言われてもわけがわからないなんてこともあるかもしれません
今回は元テニスコーチの私がまずは覚えておいて欲しいルールをまとめていきます
(紹介するのは硬式テニスのルールです)
イン・アウト
これはすぐにわかると思います
ボールがコートに入っていればイン
入っていなければアウトです
ただ、シングルスとダブルスでは横の線(サイドライン)の場所が違うので注意
一番外側がダブルスライン、その内側がシングルスラインです
フォルト・ダブルフォルト
これはサーブの時のイン・アウトになります
ネットを挟んで4つある箱をサービスボックスといい
サーブを打つ人から見て相手側の斜めのボックスにむかってサーブを打つわけですが
サービスは2回チャンスがあるので
1回目失敗するとフォルト
2回目失敗するとダブルフォルトと言います
ちなみにサーブを打つ時に一番後ろのベースラインを踏むと
フットフォルトとなり失敗とみなされます
たまーに細かい審判が言ってきたりしますので
参考までに
レット
サーブがネットに当たって相手コートに入ること
この場合はサーブの打ち直しになります
1本目を「レット ファーストサービス」
2本目を「レット セカンドサービス」
とコールします
ネットに当たって相手コートに入らなかった場合は
普通のフォルトになります
点数の数え方
硬式テニスの点数の数え方は
15、30、40と上がっていき、
40になったあと得点するとゲームをとることができます
40-40になった場合はデュースとなり
どちらかが2点連取するまでゲームを取ることができません
1点とった場合は
アドバンテージサーバー、アドバンテージレシーバーとコールします
(サーバー=サーブ打つ側、レシーバー=レシーブ打つ人)
ちなみに1セット6ゲーム先取になり
5-5になった場合は2ゲーム連続で取らないとセットを取れず、
6-6になった場合はタイブレークになります(詳細は下記参照)
セルフジャッジでの得点とコールの仕方は
基本的にサーブを打つ人がいい、
サーブを打つ人側の得点を先に言うのが基本です
(コールは英語で言います)
例えば点数が15-0であれば
フィフティーン-ラブ
ゲームカウント2-4でサーバーが勝ってる場合は
ゲームカウントフォーゲームストゥーツー
とサーバー側のゲームを先にコールします
ゲームカウントが2-2と同じ場合は
ツーゲームストゥーオールとなります
タイブレーク
タイブレークはテニスをやっている人でもわからない人が結構多いです
カント方法としては通常のゲームと違い
1、2、3、4・・・となります
例えば3-1でサーバーがリードしている場合は
スリーワンと数字だけコールします
また、サーブが最初の1点めだけ1本、
それ以外はサーブを2本打つごとにサーブを打つ人が相手に変わります
サーブを打つ人が早いタイミングで変わるのもポイント
6-6になった場合はデュースと同じように
2点連続して取るまでセットを取ることができません
(特にコールの仕方は変わりません)
コートチェンジ
テニスは普通のゲーム中は
最初の1ゲームをどちらかが取った後に1回、
その後は総ゲーム数が3の倍数の時にコートチェンジをします
1-0に1回コートチェンジをしたら次は2-0もしくは3-0
その次は4-2もしくは3-3(総ゲーム数6)にコートチェンジをします
タイブレークのときは6の倍数のときにコートチェンジをします
3-3、4-2、6-6などのときですね
タイブレークのコートチェンジで難しいのが
サーブを打つ人がわからなくなりやすい点です
コートチェンジ前に1本サーブを打って3-3になりました
=コートチェンジをしてチェンジ前に1本サーブを打った人が
もう一回チェンジ後にサーブを1本打ちます
それ以降はまた2本交代です
基本的には最初以外はサーブ2本交代なのは変わりませんが
チェンジが入るとごちゃごちゃになりやすいので注意
コートチェンジを挟んで2本打つと覚えればわかりやすいです
まとめ
以上まずは覚えたいテニスのルールまとめでした
細かく見てもキリがないのでまずは上記だけ覚えれば試合ができますので
参考にしてみてくださいね
ぬつ