先日初めて参加させてもらった練習会で
「テニススクール以外でテニスする時って、結構なにしたらいいかわからないんだよねー」
と言われました。
メニューはテニススクールのを真似してるそうですが、やはりコーチがいないとラリーが続かなかったりとなかなかうまくいかないとか。
そこで今回は筆者が普段やっている練習メニューをご紹介します。
練習メニューを組む際の参考にして見てくださいね。
ウォーミングアップ
- ショートラリー
- ボレーボレー
- ストレートラリー
- ボレー&ストローク
- サービスリターン(4球だけ)
ラリーは基本ストレートラリー。
クロスラリーはあまりせず、テニスコートの縦半面でストレートとクロスの打ち分けをします。
コートを2時間で借りることが多いので、普段はアップをしたら時間内はひたすら試合をします。
ウォーミングアップはだいたい15分くらいで終わります。
がっつり練習編
コートを長く使える時にするがっつりメニュー。
基本的にダブルスの練習が多いです。
球出し(ストローク)
基本的に手出し。
フォームの確認と、コースを狙う練習をします。
狙う場所にコーンを2本、ゴールのように幅を開けて置いておき、コーンの間を通すようにボールを打ちます。
コーンを1本置いて点で狙うよりも簡単なのでおすすめ。
球出し(ボレーとスマッシュ)
ローボレー、ハイボレーと打ち、
ネットをタッチしたらロブをあげてもらい、スマッシュを打ちます。
前後の動きの練習にもなりますが、かなりしんどいです(
慣れないとスマッシュで下がった時に後ろに転びますので注意。
2:1ストローク
片面に2人、もう片面に1人配置してストロークの打ち分けとフットワークの練習をします。
2人の方はストレート、1人の方はクロスと打つコースを絞ったり、打つ場所を絞らずフリーでラリーをする2パターンがあります。
コースをフリーにすると1人の方が軽く地獄をみます(
2:1ボレー
ストローク2人、ボレー1人でボレーの打ち分けと、早いテンポでの返球を練習します。
1人でもボレーの方が楽なので、ストロークの人は足元やストレート、ショートクロスなど厳しいショットを打つ練習にもなります。
フォーメーション形式
並行陣対雁行陣で雁行陣側から球出し、ラリーをします。
ボールを出す位置はクロスもしくは前衛の上を越すロブ。
実践形式なので初球をクロスに返球してからは基本打つコースはフリー。
ロブの場合は陣形を崩されてるので初球からフリー。
ダブルスの試合展開の練習になります。
試合
サーブから実際に試合をします。
タッチ練習
コート半面を使い、立っている位置からギリギリ取れる場所にボールを出して、それをラケット面の角度と強弱だけでコースを狙う、ボールタッチ力の練習。
取るのがギリギリだと当てるのが精一杯。
しかしそんなボールは取れたとしても相手のチャンスボールになりやすいですよね。
しかしボールタッチ力があれば逆に角度をつけてチャンスにつなげることもできます。
4人以上いる場合は範囲をサービスボックス限定した、並行陣対並行陣でひたすら角度がつくようにラリーをするミニゲームをしたりもします。
タッチ練習は練習の締めにやることが多いので、ちょっとしたゲーム性を持たせています。
強打は禁止、コンチネンタルグリップでとにかくコースを狙います。
ボールを落としてショートクロスを狙うも良し、ボレーでストレートを狙うも良しなので、ボールタッチ力に加えてショットの幅が広がりますよ。
まとめ
今回ご紹介したのはテニスプレイヤーとして普段やってる練習についてです。
テニスコーチとしての練習はまた別になります。
球出しなどの多球練習はボールの量が必要だったり球出しの技術が必要だったりするので、なかなか難しいと思いますが、ラリーなどの配給練習はすぐにできると思います。
狙って打てるのとたまたま打てたでは試合運びも変わりますので、
練習のうちから打ち分けするクセをつけてくださいね。