どうもーぬつですー
今回はサーブのネットミスとアウト・オーバーミスを減らすコツを、
元テニスコーチの筆者がご紹介します。
ダブルフォルトを減らすコツは2本のサーブを同じ加減で打つこと!目次
サーブがネットミスしてしまう原因とは
サーブがネットミスしてしまう原因は大きく2つ。
- ラケット面の向き
- 打点の位置
にあります。
ネットミスを減らす方法とは
- ラケット面の面の向きが下を向いていないか
- サーブの打点が前すぎてないか
- サーブの打点が体より遠過ぎていないか
ラケット面の面の向きが下を向いていないか
サーブを打つ際にラケット面が下を向き過ぎるとネットミスにつながります。
トスを前に出し過ぎているのが主な原因。
トスをあげる位置を調整してラケット面がまっすぐボールに当たるようにしましょう。
サーブの打点が前すぎてないか
サーブの打点が前になるということは、ラケット面が下を向いていることになります。
頭の真上くらいでボールを打つようにしましょう。
サーブの打点が体に遠過ぎていないか
ボールを打つ位置が体から遠過ぎると、ボールにうまく力が伝わらないため、
ボールが飛びません。
飛距離が足りずにネットしてしまう、というわけですね。
サーブを打つときにスイングスピードに対してボールの飛びが悪い時は、
トスの位置が体より遠い証拠。
力が入る場所でサーブを打てるように、トスの位置を調整しましょう。
サーブがアウト・オーバーミスしてしまう原因とは
サーブがアウト・オーバーミスしてしまう原因は大きく2つ。
- ラケット面の向き
- 打点の位置
にあります。
アウトミスを減らす方法とは
- ラケット面の面の向きが上を向いていないか
- サーブの打点が後ろすぎてないか
- サーブの打点が体に近過ぎていないか
ラケット面の面の向きが上を向いていないか
ラケット面がサーブを撃つ際に上を向いていると、
サーブの軌道が大きくなるため、アウト・オーバーミスしやすくなります。
(逆にサーブを深く打ちたい時はあえてラケット面を上向きにします)
アウトミスをする時は、ラケット面を起こして角度を調整します。
ラケット面がまっすぐ前を向いてもまだアウトするようなら、
少し下向きになるように調節するのもアリです。
サーブの打点が後ろすぎてないか
打点がうしろになるとラケット面が上をむきやすくなります。
また、体のうしろになればなるほど、起動が上むきになるので、
アウト・オーバーミスにつながります。
アウトミスするようなら、打点は頭の真上、
それでもアウトミスするなら頭より少し前で打つようにしましょう。
サーブの打点が体に近過ぎていないか
サーブの打点が低い、もしくはトスが体に近くて打つのが苦しくなると、
無理にラケットを力いっぱい振ろうとしてしまいます。
ラケットがうまく回って楽に力が入るのは、体から少し離れた位置。
高さは頭からラケット1本くらい、横の位置は肩くらいです。
それが頭の真上で体の近くだと打ちづらいですよね。
そこから無理に打とうとするとラケット面が上を向きやすくなるわけです。
ボールを打つ時も大切ですが、トスの位置も大切になりますので注意しましょう。
まとめ
以上今回はサーブのミスを減らすコツについてご紹介しました。
今回のポイントをまとめると、
ネットミスを減らすためには
- ラケット面の面の向きが下を向いていないか
- サーブの打点が前すぎてないか
- サーブの打点が体より遠過ぎていないか
アウト・オーバーミスを減らすためには
- ラケット面の面の向きが上を向いていないか
- サーブの打点が後ろすぎてないか
- サーブの打点が体に近過ぎていないか
このようになります。
サーブはじめ、他にも様々なテニス記事を書いていますので、参考にしてみてくださいね。