こんにちは。
今回はテニスラケットを選ぶ際にチェックしてほしいポイントを
元テニスコーチの筆者がご紹介します!
目次
ラケット選ぶポイント
ラケットを選ぶときのポイントは、もちろん見た目やカラーリングも大事ですが
最初に以下の3点をチェックしましょう。
- ラケットの重さ
- ラケットの厚み
- グリップの太さ
ラケットの重さ
まずチェックしてほしいのはラケットの重さ。
利き腕で持ってみて地面と平行になるようにラケットを持ってください。
(必ずラケットのグリップの一番下を持ちます)
手首に力を入れなくても楽に持てる重さを選びましょう。
ラケットの厚み
続いてはラケットの厚みです。
ラケットを横向きにして周りのフレームの厚みをチェックします。
(網目(ガット)があるのは面なので注意)
厚みがある方がボールをよく飛ばすので、初心者向けで特に力が弱い人におすすめ。
薄いラケットの方がしっかり振って真ん中に当たらないと、ボールが飛ばないので比較的上級者向けです。
グリップの太さ
最後はラケットを持つ部分、グリップの太さです。
持った時に親指と人差し指がくっつけばOK。
基本的にグリップのサイズは
- グリップサイズ2(G2)
- グリップサイズ3(G3)
の2種類になります。
他にもサイズ1と4がありますが、使う人はほとんどいません。
たまに女性の方で手が小さく、
グリップサイズ2でもどうしても親指と人差し指がくっつかない!場合は
サイズ1を選ぶこともあります。
(恐らく取り寄せになると思います)
ワンランク上のチェックポイント
必須ではありませんが、上記の項目なんて当たり前だわ!なんて方にチェックしてほしいポイントをご紹介
※中級者以上推奨
- ラケットの網目の数
- ラケットの重心(バランスポイント)
ラケットの網目の数
ラケットはメーカー、種類によって縦と横のガットの本数、網目の数が違います。
技術が向上してくると特に違いがわかるようになってくるので、押さえておきましょう。
網目が細い(網目が多い)
→ガットが動かず、スピンがかからないので、回転をあまりかけずにフラットで打つ人やパワーのある人に向いています。
網目が荒い(網目が少ない)
ガットがよく動き、スピンがかかりやすいので、スピン量を重視したい人におすすめ。
フレームが太いラケットが多いので、パワーがある人が使うとアウトしやすいです。
ラケットの重心(バランスポイント)
ラケットには重心があり、それをバランスポイントと言います。
ラケットの中心にある三角形の部分(スロート)を指先にかけてみると
重心の位置によってラケットが動きます
- ラケットの頭がグリップより下に動く
→トップヘビー(320mm以上) - グリップ側が下に動く
→トップライト(320mm以下)
バランスポイントの数値はカタログにも載っていて、320mmが平均になります。
平均よりも数値が大きければトップヘビー、小さければトップライトです。
バランスポイントの選び方ですが、正直個人の好みでいいと思います。
試打してみて打ちやすい方を選べばいいかと。
一般的にバランスポイントはストローク(テイクバック時)のスタンスで変わり、
- ストロークを打つ時に横向きで打つ(スクエアスタンス)
→トップヘビー - ストロークを打つ時に体を正面にして打つ(オープンスタンス)
→トップライト
正直、自分ではどっちかわからないかと思いますので、
テニススクールに通っている方はコーチに相談する、もしくはテニスショップの店員さんに相談するといいでしょう
ショップはテニス用品専門店であればプレイスタイルに詳しい店員さんがいる可能性高いです。
総合スポーツショップはやめましょう。
まとめ
上記のチェックポイントはあくまで一般論としての内容です。
一番大切なのは試打して自分が打ちやすいこと。
スペックばかり気にして試打せず購入し、結果使いづらかった・・・
なんてこともありますので、購入前は必ず試打するようにしてくださいね。