【上級者向け】ボレーを厚いあたりで強打する・威力を上げるためのコツは?【決めるボレーを上達させる】

どうもーぬつですー

突然ですが、ボレーの威力を出す、強打をするのって難しくないですか?

余裕があるときは簡単に決められても、テンポの速いラリーの中で決めるボレーをすると、

以外とサイドに切れたりバックアウトするミスが多くなりやすいです。

 

今回は元テニスコーチの筆者が、安定して威力のあるボレーを打てるようになる、

厚いグリップじゃなくても薄いグリップ、コンチネンタルグリップでボレーを強打するためのコツをご紹介します。

 

この記事は上級者向けの記事になっています。

詳しい用語の解説はしてませんのでご了承ください。

弱いボールを強く打つ場合は踏み込みとテイクバックが大事

弱いボールをボレーする、決めるボレーをするときは、こっちから力を加える必要があります。

 

そのためには、テイクバックでラケットを引いて、

振り切らずにパンっと止めることがボレーの威力を出すためには大切。

ボールを振りかぶって投げる寸止めをするイメージ、といえば伝わるでしょうか。

 

ボレーをいちいち振り切ってたら、万が一ボールがかえってきたときに反応が遅れる可能性があります。

「スッ、パン!」とコンパクトに強く打つことが大切。

 

またパン!とボールを弾くときに前足をしっかり踏み込むことも重要。

ボレーが上手い人で、ものすごい力強く足を踏み込む人を見たことがありませんか?

 

踏み込みをしっかりすることで体が安定するのと、ラケットの止めを意識することができすので、

力強くボレーを弾いて打つことができます。

ボールを呼び込んで体に近い位置で打つ

テイクバックでラケットを引いてボレーを打つときは、

できるだけ体の近くにボールを呼び込んで体の近くで売った方が力が伝わりやすいです。

(正確には斜め横を向いた状態で頭と横並びになるくらいの位置)

 

ボールを呼び込むとは、速いショットをボレーするときは体の斜め前でボールをとらえますが、

遅いボール・弱いボールのときは体の前で打つと威力のあるボールを返球することができません。

 

なので、自分の体の横、頭とボールが横並びになるくらいしっかり引き込んで、

このあと紹介する両腕の引き寄せをつかって打つことがポイント。

 

ボールを呼び込むときは踏み込みにうまく重心が流れるように体は斜め前を向いていると思います。

ここで頭の位置くらいまでグッと引き込めるとボールを押し出しやすくなります。

呼び込んだ分だけしっかりボールを押す

ボレーのテイクバックが大きいほど、体の斜め前でインパクトするまでに距離が生まれます。

この距離の分しっかりボールを押す必要があります。

 

押すといっても腕だけで押すのではなく、

両腕を引き寄せる動作で胸の筋肉を使うようにするのがポイント。

 

テイクバックからインパクトまでの距離が長いほど、強いボレーが打ちやすくなります。

(距離が長くなった分ボールを押すことも必要になる)

両腕を閉じる(引き寄せる)動きがボレーの威力を出すには大切

引き寄せたボールをしっかり押すには、胸の筋肉を使うように両腕を閉じる動きが大切。

この動きは体の正面で腕を伸ばした状態でパンパンと拍手する動きに似ています。

ボレーで威力を出すためのインパクトの場所を知るためのポイント

威力のある強いボレーを打つ・インパクトする場所は、

腕をまっすぐ伸ばして拍手をするとわかりやすいです。

 

やり方は、

  1. ラケットを持つ利き手側でグーをつくり、グリップエンド側を意識しましょう
  2. ラケットを持ってない手とグリップエンド側で体の正面で拍手をします
  3. 体の正面で両手がぶつかるようにボールを打つとうまく体を閉じれます

この動きをラケットを持った状態で行い、

拍手の位置でボールを打つと力強いボレーが打てると思います。

 

正面向きでできるようになったら、

ボレーを打つ時と同じように、体の斜め前で同じ動きをしてみましょう。

それをまず素振りでやってみて、次にボールを打つ練習をします。

 

この動きは両腕を閉じる=両腕を引き寄せることでよりボールに力を加えることができるので、

ボレーの威力も出るようになる、ということです。

発展編:テイクバックするときに後ろ足に体重をしっかりのせる

強いボレーを打つときにラケットを弾く動作、テイクバックをするときに、

後ろ足(軸足)にしっかり体重を乗せて、踏み込むときに前足に体重移動するようにしましょう。

 

後ろ足重心から前足に移動する際にパワーが生まれ、

そこに両腕を閉じる上半身の動きが合わされば、よりボレーに力が伝わりやすくなります。

 

また、後ろ足に重心を残しておくと、ボールを打つタイミングを測ることができるので、

すこしラケットを引くタイミングがずれても合わせることができます。

 

上半身と下半身、両腕、両足を使ってボレーに力を伝えらるようになれば、

決めるボレーが得意なショットになっていると思いますよ。

まとめ:手打ちにならないように注意

ボレーの威力を出すためには

Point
  • テイクバックと踏み込みでボールを弾く
  • ボールを呼び込んで体に近い位置で打つ
  • 両腕を閉じる動きでボールに力を加える

これらが大切。

よほど余裕があると以外は手打ちにならないように気をつけないと、

ボレーを振り切るようになるのでボレーのレベルアップ、特に平行陣をするときは苦労すると思います。

 

ボレーの威力は体全体を使って、コンパクトに弾いて打てるようになるのがおすすめです。