【テニス】グリップテープの選び方・巻き方・おすすめまとめ!【ドライ・ウエット別】

どうもーぬつですー

今回はラケット、ガットに続いて大切な、グリップテープについてまとめました!

 

直接握る部分で握った時の感覚がテニスにも影響します。

握りやすい、握った感触がいいグリップを選びことが、テニスのパフォーマンスにもつながります。

 

この記事では、グリップテープの特徴、種類、選び方、

おすすめのグリップテープをご紹介しています。

 

グリップテープ選びの参考にしてみてくださいね。

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目次

ズバリ!グリップテープに迷ったらこれを選んでおけばOK!

  • ドライ=トーナグリップ ドライ
  • ウェット=wilson プロオーバーグリップ
  • リプレイスメント=元から巻いてあるままorwilson プレミアムレザーグリップ

グリップテープを巻く意味・効果

  • 汗の吸収、すべり止め
  • 手のケガ防止
  • フィット感、ラケットを握りやすくする
  • 使用感のリフレッシュ効果

汗の吸収、すべり止め

グリップテープは手汗を吸収してくれたり、すべるのを防いでくれます。

テニスは運動量も多く、手の感覚が大切なスポーツ。

手汗でグリップがすべるとプレイの質に影響も。

 

汗をよくかく人はグリップテープは必須レベルです。

グリップテープが乾燥していてよく汗を吸ってくれる、

ドライタイプのグリップテープがおすすめです。

手のケガの防止

汗をかかない人はグリップテープはいらないの?と思うかもしれませんが、

かかない人は打球時の摩擦、グリップが手の中で動いた時のスレでケガを防ぐために、

グリップテープを巻いた方がいいです。

 

乾燥肌の人はグリップのスレで擦れて、すり傷やひび割れすることも。

しっとりしたウェットタイプのグリップテープを巻くことでこれらを防ぐことができます。

フィット感、ラケットを握りやすくする

人によって手の大きさ、形、握った時の感触の好みは様々。

ラケットのスペックとして用意されているグリップサイズのフィット感を個人に合わせるため、

握った時の感覚をよくするためにグリップテープを巻きます。

 

握った時の感覚ができるだけ細い方がいいひとは、

元グリップ(リプレイスメントグリップテープ)のまま使う人もいますが、

元グリップの上から巻くオーバーグリップテープを巻いて使う人が多いです。

 

プロテニスプイレイヤーの多くもオーバーグリップテープを巻いています。

使用感のリフレッシュ

グリップテープの巻き替えにはテニスのリフレッシュ効果もあります。

ラケットやガットと違って、グリップテープは気軽に交換することができます。

 

打感がなんか悪く感じるようになった、

テニスの調子が悪くて何かきっかけがほしいなど、

気分転換にグリップテープ巻き変えることでリフレッシュできます。

 

新品のグリップテープというだけで気分が上がりますしね。

打球感も新品の方がいいので、こまめな巻き替えがおすすめです。

グリップを巻くことで握り心地が太くなる点に注意

オーバーグリップを巻くとグリップが少し太くなる点に注意。

グリップサイズを選ぶ場合は、オーバーグリップを巻くことを考えて選ぶことをおすすめします。

グリップテープの種類

グリップテープを巻く、というと基本的にはオーバーグリップのことを言います。

リプレイスメントグリップはラケットを買った時のまま、その上から巻くグリップテープという意味ですね。

オーバーグリップテープ・ドライタイプ

ドライタイプのメリット

  • 汗をよく吸ってくれる
  • 手汗をたくさんかいても滑りにくい
  • 滑る心配がないのでしっかり振れる

ドライタイプのデメリット

  • 汗を吸う許容量を越えるとびちゃびちゃな感触に
  • 耐久力が低いのでこまめな巻き替えが必要
  • グリップがパサついてるので、フィット感が物足りなく感じる

オーバーグリップテープ・ウェットタイプ

ウェットタイプのメリット

  • 握り心地がよく、ソフトさがある
  • しっとりしていてフィット感がある
  • ドライよりも耐久力がある

ウェットタイプのデメリット

  • 汗を吸わず浮くので手汗をかく人は滑る
  • ウェット感がなくなると握った感触が悪くなる
  • 早めに滑るようになるので、こまめな巻き替えが必要

リプレイスメントグリップテープ(元グリップ)

リプレイスメントグリップはラケットに元々巻いてある元グリップのこと。

オーバーグリップを巻かずにリプレイスメントグリップを直接握って使う人もいます。

 

ラケットに元々巻いてあるのはポリウレタンですが、

角が立って握り心地が硬くなる、はっきりするレザータイプに巻き変える人もいます。

 

ただ基本的にはラケットを買ったときのまま、オーバーグリップを巻いて使う人が多いです。

 

リプレイスメントグリップはオーバーグリップを巻いて使う人の場合、

クッション性がなくなった、汚れがひどいなどの理由がない限り、

巻き変える機会はあまり多くないです。

ポリウレタングリップ

ラケットを買うと元々巻いてあるのはほとんどこのポリウレタングリップになります。

ぶっちゃけると特にこだわりがなければ元々巻いてあるポリウレタングリップをそのまま使って大丈夫です。

 

直接リプレイスメントを握るから巻き替えが必要になる!

もしくはレザーの感触が好き!ということであれば、巻き替えてもいいと思います。

レザーグリップ

レザーグリップはポリウレタンよりも握った感触が硬く、

グリップの角を強く感じることができます。

 

レザーグリップを直接握って使うと、使っていくうちに馴染んでしっとりして、

握りやすくなる、というメリットもありますが、現代テニスでレザーグリップを直接握る人は結構少ないです。

 

オーバーグリップが主流になる前はレザーグリップを使っている人が多かったとのこと。

 

打球時の衝撃はポリウレタンよりも強くなりますが、

打球時の衝撃はボールをどう打つかの情報源にもなるため、

はっきりした打感、もしくはタッチの感覚を重視する人はレザーグリップがおすすめです。

グリップテープの選び方

持った時の感覚を大切にしよう

手汗をよくからすべらないほうがいい!

乾燥肌だからしっとりしたグリップがいい!

など、グリップテープを選ぶポイントはいくつかありますが、

1番は自分が持った時の感触がいいかどうかが大切です。

 

手が大きいなら太くなるように、手が小さいなら太くなりすぎないようにグリップテープを選びましょう。

幅の広さ・厚みは要チェック

グリップテープはメーカーや種類によって、グリップの幅、厚みが違います。

 

幅が広い方が巻きやすく、段差が少なく巻けるのでゴツゴツしない、

幅が狭い方が巻く回数が増え、段差が増えてゴツゴツするなどの特徴があります。

 

厚みも厚め・薄めのグリップテープがあり、

中には握った時のフィット感の調整用に極薄タイプのグリップもあります。

 

ここは一概にどっちがおすすめとは言えません。

太くしたいなら厚めのグリップテープ、あまり太くしたくないなら薄めのグリップテープと、

握ってみて握り心地がよく感じるものを見つけてくださいね。

汗をたくさんかくならドライグリップテープorウェットをこまめに交換

基本的に手汗をよくかく人はドライグリップがおすすめ。

ですが、フィット感が悪くなるのでウェットタイプをこまめに巻き変えると言うパターンもあります。

 

汚い話で恐縮ですが、筆者もものすごい汗っかきで手汗もすごく、

テスト中にテスト用紙に手汗で穴が開くレベルなのですが、

ドライタイプは握った感触が好きに慣れず、パサパサしてるのが合わないです。

(あとあっという間に汗を吸収する許容量を超えてしまう)

 

なので基本的にはウィルソンのプロオーバーグリップという、

ウェットタイプのグリップテープをこまめに巻き替えて使っています。

夏だと練習1回で交換します。

 

ウェットは良くも悪くもドライよりも汗を吸いません。

吸わない分はグリップに浮くので、タオルでこまめに拭き取っています。

 

ドライグリップよりもタオルの吸収力の方が強いので、

フィット感を失わずに、手汗対策もできる感じですね。

 

このように手汗対策はドライグリップが全てではないことを覚えておいてくださいね。

 

余談ですが一時期滑り止め用の粉を試したことがありますが、

試合中だとこまめにつけれずすぐ粉が消えたり、ラケットが粉まみれになるなど、

デメリットが多すぎてすぐに使うのをやめました。。。

乾燥肌ならウェットグリップテープ

乾燥肌の人はすり傷や摩擦で痛みを感じる人が多いので、

基本的にはウエットタイプのグリップテープがおすすめ。

 

特に冬はしっとりしたグリップじゃないと、あかぎれ祭りになります。

筆者の知り合いにも乾燥肌の人がいますが、

冬はウェットタイプをつかっていてもよくあかぎれになるらしく、

結構な頻度でばんそうこうを巻いています。

 

ドライグリップはカサカサしてる、チクチクすると感じるらしいので、

ウエットタイプが基本になる、と覚えておいてくださいね。

凸凹グリップはあまりおすすめできない

グリップテープのラインナップをみていると凸凹グリップ、というのを見かけませんか?

凸凹があることで指が引っかかって握りやすくなる、クッション性があって打球時の衝撃が緩和されると言われますが、

筆者は凸凹グリップは否定派。

 

凸凹グリップはグリップが丸く太くなるので、

グリップの角が感じにくい、グリップチェンジがしにくいなどのデメリットがあります。

 

プロの選手で凸凹グリップって基本的にいません。

テニスの上達には、凸凹の感触は邪魔になります。

 

握力に自信がない、打球時の衝撃がつらいなら、

ラケットの種類、ガットの種類、ガットの張り方、セッティングで調整すればいいのです。

 

筆者もジュニア時代一時期使ってみたことがありますが、

とても使いにくくてすぐ巻き替えました。

グリップの角が感じられないと、ラケット面の角度がわかりにくくて使いづらかったです。

 

グリップテープは基本的に凸凹のない、フラットなタイプがおすすめです。

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グリップテープの巻き方のポイント

基本的に元グリップにそって巻けばOK

テニス初心者の人は特にだと思いますが、グリップテープの巻き方がわからない人は結構多いです。

基本的には、元々巻いてある元グリップ、リプレイスメントグリップに沿って巻けば無難に巻けます。

強めに引っ張りながら巻くのがポイント。

 

元グリップとオーバーグリップの幅が合わない場合は沿うように、近い感じで巻けばOK。

何回か巻けば沿って巻くのはすぐ慣れます。

 

元グリップに沿って巻くと指の引っかかりが悪く感じる、握った時の感触が良くない、

ということであれば、改めて自分の好きな巻き方を模索してみてください。

グリップテープには右巻きと左巻きがある

意外と知られてないのですが、グリップテープには右巻きと左巻きがあり、

利き手によって使い分けられます。

 

元グリップに沿って巻くと右巻きになり右利き向きの巻き方、

逆に巻くと左巻きで左利き向きの巻き方になります。

 

利き手に合わせた巻き方の方が指の引っかかりがいい、

握った感触がいい、フィット感があるとも言われますが、この辺も好みで大丈夫です。

 

筆者は左利きですがグリップテープは右巻きで使っています。

右巻き、左巻きを知らず、テニスを始めたジュニア時代から右巻きのまま使っていてそれに慣れててるだけですが(

 

両方とも試してみて合う方を使うのがいいと思います。

(グリップテープに右巻き用、左巻き用といった違いはありません)

グリップを太くしたいなら幅を狭く多く重ねる・細めなら幅を広く重ねる数を少なく

上でもちらっと書きましたが、

グリップを太くしたいなら幅を狭く巻く回数を増やして多く重ねる、

細めの方がいいなら幅を広く巻く回数を少なくして重ねる回数を増やさないことで、

同じグリップテープでもグリップの太さを調節できます。

 

より太くしたいならオーバーグリップの上からさらにオーバーグリップを巻く方法もあります。

手が大きい人はグリップテープをたくさん巻いて太くしたくなると思いますが、

オーバーグリップを重ねるのは2枚までにしましょう。

 

あまり巻きすぎると丸く太くなってグリップの角がなくなり、

グリップチェンジがしにくくなります。

 

2枚巻いても細く感じるならラケットのグリップサイズを太くしましょう。

ちなみに、グリップテープを1枚巻くことを1巻き、2枚巻くことを2巻きと言います。

グリップの色は好きなものでOK・おすすめは白or黒!

グリップテープの色は好きな色でOK。

個人的にオススメは白、もしくは黒。

 

黒は汚れが目立たないのが最大のメリット。

白は逆に汚れが目立つので交換時期がわかりやすいです。

あとプロテニスプレイヤーの多くは白いグリップテープを使っているので、

白いグリップテープは視覚的にテニスが上手くなった気がします(

グリップテープの交換時期について

グリップテープの交換時期は個人差がありますが、

  • ボールを打つとすべる
  • 汚れが目立つ
  • スレてグリップに穴が空いた

などが交換時期の目安になります。

 

筆者の場合だと、春、夏、秋は汗ですぐ滑るようになるので練習・試合1回で巻き替え、

冬は汗の量が減るので練習・試合3回くらいで巻き替えています。

 

暑い日の試合だと1〜2試合ごとに巻き変えることも。

グリップテープは人にもよりますが、こまめに巻き替えてフレッシュな状態で使うのがおすすめです。

おまけ①:片手バックハンドならオーバーグリップを半分だけ巻くことで節約できる

グリップテープは練習頻度が多いほどこまめな巻き替えが必要になるので、お財布的にも結構出費がかさみます。

もし、あなたが片手バックハンド、シングルバックハンドなら、

グリップテープをグリップの半分までだけ巻くことで節約することもできます。

 

プロテニスプレイヤーだとガスケ選手が有名です。

 

両手バックハンドと違い、片手バックハンドの人はグリップの上半分を握ることはほぼありません。

使わない部分に巻く必要はない、ということですね。

 

こんな方法もあるんだー、くらいに覚えておいてくださいね。

おまけ②:打球感・フィーリングを大切にするならリプレイスメントでの使用もアリ

オーバーグリップを巻くと太く感じる、

タッチの感覚、グリップの角を強く感じたいなど、

オーバーグリップを巻かずに元グリップ、リプレイスメントグリップの状態で使う人もいます。

 

オーバーグリップを巻いた時よりも汗を吸ってくれない、

クッション性がなく衝撃が強いなどのデメリットもありますが、

打球時の感触をダイレクトに伝えてくれる、グリップの角を強く感じれるので、

ラケット面の角度がわかりやすい、といったメリットもあります。

 

こちらもこんな使い方があるんだー、くらいに覚えておいてくださいね。

最新!ドライグリップテープのおすすめまとめ

ウイニングショット タフドライ

日本製ドライグリップテープ。

YONEX ドライスーパーストロング

トーナグリップ ドライ

最新!ウェットグリップテープのおすすめまとめ

GOSEN スーパータックグリップ

YONEX ウェットスーパーグリップ

wilson プロオーバーグリップ

最新!リプレイスメントグリップテープのおすすめまとめ

wilson プレミアムレザーグリップ

HEAD レザーグリップ

Babolat シンテックプロ

まとめ

以上、グリップテープについてのまとめ記事でした。

 

グリップテープについて色々と書いてきましたが、

最終的には使う人の好みだけで選んでOKです。

 

合うグリップテープを見つけるにはそれなりに種類を試してみる必要があります。

色々なグリップテープを試してみて、握りやすい巻き方、グリップテープを見つけてくださいね。