どうもーぬつですー
今回はHEAD グラフィン360+EXTREME MPの使用感インプレ・レビュー記事になります!
HEAD グラフィン360+EXTREME MPの特徴、各ショットの使用感、
おすすめのガット・セッティング、比較してほしいラケットをまとめました。
HEAD グラフィン360+EXTREME MPが気になっている方は参考にしてみてくださいね。
【HEAD】テニスラケットの特徴・選び方・おすすめまとめ!【評価・レビュー・インプレ】目次
- HEAD グラフィン360+EXTREME MPのスペック
- HEAD グラフィン360+EXTREME MPの特徴・インプレまとめ
- HEAD グラフィン360+EXTREME MPのいいところ・向いている人
- HEAD グラフィン360+EXTREME MPの悪いところ・向いていない人
- ショット別に見るHEAD グラフィン360+EXTREME MPの特徴
- HEAD グラフィン360+EXTREME TOURにおすすめのガット
- HEAD グラフィン360+EXTREME TOURと比較してほしいラケット
- HEAD グラフィン360+EXTREME MP評価・レビューまとめ
- 関連記事:レベル別おすすめテニスラケットまとめ
HEAD グラフィン360+EXTREME MPのスペック
- フェイスサイズ:100インチ
- 重さ:300g
- バランス:325mm
- ストリングパターン:16/19
- フレーム形状:ラウンド
- おすすめレベル:中級〜上級
- 発売日:2020/07/22
HEAD グラフィン360+EXTREME MPの特徴・インプレまとめ
使用感
- 打感:普通
- ボールの飛び:強め
- スピンのかかり:やや強め
トップヘビーの黄金スペックのラケット
EXTREME MPはバランス325mmと同スペックのラケットの中でもトップヘビーになっています。
ラケットヘッドがまわりやすく、スピンをかけやすい使用感になっています。
飛びが強いので、縦の動き多めでグリグリにスピンをかけても、
ショットが浅くなりにくいです。
黄金スペックの中でもトップヘビーのラケットは珍しいです。
(ほとんどが320mm)
軌道を上げやすいスピンラケット
飛びが強く、引っ掛かりが強いです。
TOURよりもMPのほうがガットが動いている感じで、引っ掛けて鋭くスピンをかける打ち方がおすすめ。
トップヘビーでラケットヘッドが走るのでグリングリンにスピンをかけられますよ。
TOURは収まりの良さを活かして打ち込んで行くのがいいですが、
MPはより回転量多めにスピンをかける使い方がおすすめです。
フレームの硬さを感じるが打感のハードさはない
黄金スペックらしいフレームの硬さは感じますが、打球感はそこまで硬くないです。
なので飛ぶけどガツンと硬い打球感が来ないので、非常に使いやすいです。
あの硬さのあるハードな打感が好き!という人には合わないかもしれませんが、
打球時の感覚を大事にする人にはおすすめです。
HEAD グラフィン360+EXTREME MPのいいところ・向いている人
- 飛びが強く、回転量多くしても浅くなりにくい
- 硬さで飛ばしている感じがないので比較的腕に優しい
- トップヘビーで振り抜きやすく、スピンがかけやすい
HEAD グラフィン360+EXTREME MPの悪いところ・向いていない人
- やや打球感に空洞感がある、物足りなさを感じる場合も
- フラットドライブでたたくとやや飛びすぎる
- 厚くたたくよりも引っ掛けてスピンをかける使い方のほうが得意
ショット別に見るHEAD グラフィン360+EXTREME MPの特徴
ストローク
すごい引っかかってる感じがあります。
軌道が上がりやすく、TOURのときにもあった収まりの良さはMPにもあります。
TOURよりもMPの方が楽に持ち上がる、軌道が上がってくれるので、
フラットドライブよりもグリグリスピン向けに感じました。
あとすごい飛びます。
ラケット自体にかなりパワーがあり、軽めに振ってもベースラインギリギリまで飛んでいきます。
硬さで飛ばしてるよりはつかんで打ち出してる感じなので、厚く当てればショットスピードも結構でます。
スライスはTOURよりも浮くな、という印象。
そこまで低くすべる感じもなかったので、スライスだけ見るとTOURのほうがよかったかなと。
競技向け、自分から打ち込んでいけるならTOUR、
TOURほどゴリゴリの競技仕様ではないややライト層向け、ラケットアシスト強めに軽い力で打ち込みたいならMPと、
狙ってるターゲットがかなりはっきり分かれたラケットだなと感じました。
ボレー
ボレーも楽に飛ばせるので、球際が強いなと感じました。
振られたり足元が拾いやすかったので、カバー力があるなと。
一方で叩いた時になんか抜ける感じがありました。
他の黄金スペックのラケットよりもホールド感があるためか、
叩いてもなんかロスしてるように感じました。
個人的にはTOURのほうがボレーは好きですね。
叩きに行くよりコントロールして相手を動かす使い方ならMPがいいと思います。
MPはスライスタッチよりも厚めに当てるボレーの方が打ちやすかったです。
サーブ
スパン!と気持ち打感がありますが、思ってたよりも飛ばさないな、という印象。
フラットサーブはボレーと同じくいい音はしてもそこまで飛ばさない、
スピードが出ないな、と感じました。
ハードに打ち込むよりも7割くらいの力加減で、
ラケットに飛ばしてもらう感じで打つといいサーブが打てました。
スピンサーブはめちゃくちゃ気持ちがいい!
ものすごい跳ねますし、キックしますし、伸びますし、
深さを出してもオーバーしないので、スピンサーバーにはたまらない使用感になっています。
基本スピンサーブを使うのであればMPは非常におすすめ!
スライスサーブもよく曲がりますが、TOURのほうが滑ってくるので受ける側としては嫌でした。
なのでスピンだけでなく、フラットやスライスも使うのであればTOURのほうがおすすめです。
HEAD グラフィン360+EXTREME TOURにおすすめのガット
- 縦ポリエステル横ナイロンorナチュラルのハイブリッド
- 縦横ポリエステル
比較的硬めのガット、セッティングにした方が、
打球感の物足りなさ、飛びを少し抑えられるのでおすすめ。
基本はポリエステルガットをおすすめしますが、
ナイロンガットも少し硬めのガットを選ぶのがおすすめです。
スピン系よりもややコントロールを重視したいのであれば、
ハイブリッドがおすすめ。
スピン系ラケットですが硬さで飛ばしてない分、
ショットコントロールもしやすいのでハイブリッドだとボールの乗りの良さの感じられると思います。
HEAD グラフィン360+EXTREME TOURと比較してほしいラケット
DUNLOP FX500
- フェイスサイズ:100インチ
- 重さ:300g
- バランス:320mm
- ストリングパターン:16/19
- おすすめレベル:中級〜上級
- 発売日:2020/08
- EXTREME MPよりもマイルドな打感、飛びが特徴
- 全体的なマイルドさ、フラットメインならFX500 TOUR
- スピンメイン、攻撃力の高さならEXTREME TOUR
Babolat ピュアアエロ
- フェイスサイズ:100インチ
- 重さ:300g
- バランス:320mm
- ストリングパターン:16/19
- おすすめレベル:中級〜上級
- 発売日:2018/09
- EXTREME MPよりも硬さで飛ばすラケット
- ハードな打ちごたえでグリグリスピンならピュアアエロ
- マイルドな打感でグリグリスピンならEXTREME MP
HEAD EXTREME TOUR
- フェイスサイズ:98インチ
- 重さ:305g
- バランス:315mm
- ストリングパターン:16/19
- フレーム形状:ラウンド
- おすすめレベル:中上級〜上級
- 発売日:2020/07/22
- EXTREME MPよりもフラットドライブ向けのラケット
- ハードヒットして収まりの良さで打ち込んで行くならTOUR
- グリグリスピンで軌道を上げて深さを出して行くならMP
HEAD グラフィン360+EXTREME MP評価・レビューまとめ
以上、HEAD グラフィン360+EXTREME MPのまとめ記事でした。
飛びはあるけど、ハードすぎない打感、コントロールのしやすさなど、
比較的使いやすいスピン系黄金スペックのラケットになっています。
今作のEXTREMEシリーズは全体的に攻撃力の高さがありつつも、使用感がマイルドなのが特徴。
新しい世代の黄金スペックのラケットになっていますので、スピン系プレイヤーはぜひお試しを!
試合にバンバン出るような人は間違いなくTOURのほうがおすすめです。