どうもーぬつですー
今回はHEAD グラフィン360+ SPEED MP 2020の使用感インプレ・レビュー記事になります!
HEAD グラフィン360+ SPEED MP 2020の特徴、各ショットの使用感、
おすすめのガット・セッティング、比較してほしいラケットをまとめました。
HEAD グラフィン360+ SPEED MP 2020が気になっている方は参考にしてみてくださいね。
【HEAD】グラフィン360+SPEEDシリーズの評価・レビューまとめ【インプレ】目次
- HEAD グラフィン360+ SPEED MP 2020のスペック
- HEAD グラフィン360+ SPEED MP 2020の特徴・インプレまとめ
- HEAD グラフィン360+ SPEED MP 2020のいいところ・向いている人
- HEAD グラフィン360+ SPEED MP 2020の悪いところ・向いていない人
- ショット別に見るHEAD グラフィン360+ SPEED MP 2020の特徴
- HEAD グラフィン360+ SPEED MP 2020におすすめのガット
- HEAD グラフィン360+ SPEED MP 2020と比較してほしいラケット
- HEAD グラフィン360+SPEED MP 2020の評価・レビューまとめ
- 関連記事:レベル別おすすめテニスラケットまとめ
HEAD グラフィン360+ SPEED MP 2020のスペック
- フェイスサイズ:100インチ
- 重さ:300g
- バランス:320mm
- ストリングパターン:16/19
- フレーム形状:ボックス
- おすすめレベル:初中級〜中上級
- 発売日:2020/03/05
HEAD グラフィン360+ SPEED MP 2020の特徴・インプレまとめ
使用感
- 打感:普通
- ボールの飛び:飛び強め
- スピンのかかり:普通
面の強さに加えてやわらかい打球感が追加!
前作のG360SPEEDシリーズもやわらかさが出たいう声を聞きましたが、
今回のG360+SPEEDシリーズはよりやわらかい打球感になりました。
やわらかい打感でもフレームのしなり感はなく、硬さのあるフレームですが、
弾き感はそこまで強くありません。
打球した時にガットがたわんでやわらかさを出している感じです。
筆者も昔SPEEDを使ってた時期があるのですが、完全に別物のラケットになってます。。。
飛びとノビの強さが特徴のラケット
ラウンド併用ボックスで見た感じそこまで飛ばしそうな感じはしないフレームですが、
打ってみるとものすごい飛びます。
「これHEADのラケット?」と思うくらい飛びます。
300gにしては軽く感じ、深さが出しやすく、バウンド後のノビがいいです。
取り回しのしやすさならMP、ショットの重さをだすならPROがおすすめです。
HEAD グラフィン360+ SPEED MP 2020のいいところ・向いている人
- 面の安定感が強いのに、ボールを楽に飛ばしてくれる
- 取り回しがしやすくガンガン振っていける、パワーロスが少ない
- ショットの深さ、ノビが出しやすい
HEAD グラフィン360+ SPEED MP 2020の悪いところ・向いていない人
- ボックスだけど収まりが悪い
- ショットの重さが出にくい
- ハードヒットすると、たたいた以上に飛びすぎてしまう
ショット別に見るHEAD グラフィン360+ SPEED MP 2020の特徴
ストローク
ラウンド併用でもボックスタイプのラケットのSPEEDMPですが、
今回のG360+モデルはとにかく飛びます。
ピュアドライブに近いくらい飛びます。
フラットドライブで厚くたたくとまず収まりません。
ハードヒッターの人がつかうならポリエステルで硬めに張るのがおすすめ。
深さが出しやすくバウンド後のノビが強いです。
直線的な軌道で打ち込んでいく使い方がいいかなと。
スピンのかかりはそこまで強くないです。
軌道あげてグリグリにスピンをかけると、落ちが悪く抜ける感じがあります。
厚くたたいたときのほうがしっかりパワーが伝わってる感じがあり、パワーロスがありません。
スライスのノリも結構いいです。
飛ばすラケットなのに意外とのってくれるので、
スライスも低くくすべってくれます。
見た目によらずかなりラケットパワーが強いので普通のボックスのイメージでは使わない方がいいです。
ストロークは振り切ってハードヒットするよりは、
合わせたりコンパクトにスイングするような使い方がおすすめ。
面の安定感が強いので、ライジングショットも打ちやすく、
薄いグリップの人に特におすすめです。
ボレー
ボレーはかなり打ちやすい!
フレームがしならず硬さがあり、面の安定感が強いので相手のショットにも負けず、
飛ばしてくれるラケットなので球際がかなり強いです。
楽に深さが出せるし、弾いて飛ばすよりは乗る感じのほうが強いので、
ショットコントロールもしやすいです。
押せば飛ぶし、合わせればコントロールできる、ボレー向きのラケットだなと。
ストロークはやけにオーバーパワーなのに・・・
SPEEDMPはダブルスプレイヤーに好まれるラケットになっていると思います。
サーブ
フラットサーブ、すごいです(
弾き感はそこまで強くないけどガットに食い込んで飛ばしてくれるし、
球離れが早くないのでしっかり押せます。
つまり、たたいた打感が気持ちよく、思っている以上に飛んでくれるので、
はっきりした打感でサーブのスピードが出せます。
サーブは深さとノビが強く、重さも結構あります。
スライスサーブも非常に打ちやすい。
軌道もえらい曲がるし、ノビも重さもあって、かなり強力。
スピンサーブは引っかかりが悪いというか、やけにすっぽ抜けました。
落ちが悪くて収まらず、バウンド後の跳ね、キックさせてみても曲がりがイマイチ。
引っかかって下に落ちる動きが出しにくいように感じました。
フラットサーブとスライスサーブに能力全振りした代わりに、
スピンサーブは犠牲になった、という感じ。
フラットとスライスしかつかわないなら最高のラケットだと思いますよ(
HEAD グラフィン360+ SPEED MP 2020におすすめのガット
- 縦ポリエステル横ナイロンorナチュラルのハイブリッド
- 縦横ポリエステル
ラケットがかなり飛ばすので、ポリエステル、硬めのセッティングがおすすめ。
やわらかいガットは打感がぼやけて収まりが悪くなるのでイマイチかなと。
普段のテンションより2ポンドくらい硬めに張ったほうが、
はっきり打感を感じて飛ばせるのでおすすめです。
HEAD グラフィン360+ SPEED MP 2020と比較してほしいラケット
HEAD グラフィン360+ プレステージ 2020 TOUR
- フェイスサイズ:99インチ
- 重さ:305g
- バランス:320mm
- ストリングパターン:18/19
- フレーム形状:ボックス
- おすすめレベル:初中級〜中上級
- 発売日:2020/01
- 弾きよりもしなりが特徴的なラケット
- スピンサーブを使う、ショットのスピン量多めならプレステージ
- やわらかさ、深さの出しやすさ、楽に飛ばすならSPEEDMP
Prince BEAST 100
- フェイスサイズ:100インチ
- 重さ:300g
- バランス:320mm
- ストリングパターン:16×19
- フレーム形状:ラウンド
- おすすめレベル:中級〜上級
- 発売日:2019/09
- やわらかい打球感が似ている
- 軌道をあげてスピンをかけるならBEAST
- フラットドライブで深く差し込んでいくならSPEEDMP
wilson BLADE V7.0 18×20
- フェイスサイズ:98インチ
- 重さ:304g
- バランス:325mm
- ストリングパターン:18/20
- フレーム形状:ボックス
- おすすめレベル:中上級〜上級
- 発売日:2019/08
- 引っかかりと持ち上げやすさが特徴
- はっきりとした打感でハードヒットする、収まりの良さならBLADE
- マイルドな打感で楽に飛ばしてくれる、深さとノビを取るならSPEEDMP
HEAD グラフィン360+SPEED MP 2020の評価・レビューまとめ
以上、HEAD グラフィン360+ SPEED MP 2020のまとめ記事でした。
前作のG360SPEEDシリーズもだいぶやわらかくなって飛ぶようになったなーとは思ってましたが、
今作のG360+SPEEDシリーズはもっとやわらかく、飛ぶようになりました。
G360+を使った後にG360を使うとG360がやけに硬く感じました。
G360+SPEEDMPはダブルスプレイヤー向けのラケットかなと。
サーブとボレーの打ちやすさは正直たまらなかったです。