どうもーぬつですー
今回はwilson ULTRA V3.0 100 2020の使用感インプレ・レビュー記事になります!
wilson ULTRA V3.0 100 2020の特徴、各ショットの使用感、
おすすめのガット・セッティング、比較してほしいラケットをまとめました。
wilson ULTRA V3.0 100 2020が気になっている方は参考にしてみてくださいね。
【wilson】ULTRA V3.0シリーズ 2020の評価・レビューまとめ【ULTRAできる】目次
- wilson ULTRA V3.0 100 2020のスペック
- wilson ULTRA V3.0 100 2020の特徴・インプレまとめ
- wilson ULTRA V3.0 100 2020のいいところ・向いている人
- wilson ULTRA V3.0 100 2020の悪いところ・向いていない人
- ショット別に見るwilson ULTRA V3.0 100 2020の特徴
- wilson ULTRA V3.0 100 2020におすすめのガット
- wilson ULTRA V3.0 100 2020と比較してほしいラケット
- wilson ULTRA V3.0 100 2020の評価・レビューまとめ
- 関連記事:レベル別おすすめテニスラケットまとめ
wilson ULTRA V3.0 100 2020のスペック
- フェイスサイズ:100インチ
- 重さ:300g
- バランス:320mm
- ストリングパターン:16/19
- フレーム形状:ラウンド
- おすすめレベル:初中級~中上級
- 発売日:2020/03/02
wilson ULTRA V3.0 100 2020の特徴・インプレまとめ
使用感
- 打感:やわらかい
- ボールの飛び:普通
- スピンのかかり:控えめ
ガッチリしたフレームに対してやわらかい打感
フレームに硬さがあって弾く系のラケットのように感じますが、
ガットのたわみが強く、ボールがグッと乗る感じが強いです。
フレームはがっちりしてますが、打球感はものすごいマイルド。
弾いてスピンをかける系ではなく、ボックスのような球離れの遅い乗り感です。
ショットコントロールがしやすいが・・・?
打球感のやわらかさ、球離れの遅さからか、ショットコントロールがしやすいなと感じました。
けっこうギリギリまで打つコースを変えることができたので、
タッチ系のショットが得意な人には好まれるかなと。
一方でラウンド中厚、黄金スペックのラケットとしてはボールが乗りすぎる、
球離れが遅すぎて全然飛んでいかないように感じました。
結構しっかり押しても押した割には飛んでいかないんですよね。
個人的にはやわらかすぎるかなと。
スイングスピードが速い人、厚くハードヒットする人には物足りなさを感じるかも。
wilson ULTRA V3.0 100 2020のいいところ・向いている人
- 面の安定感が強い
- 打球感のやわらかさ
- 乗りが強くショットコントロールがしやすい
wilson ULTRA V3.0 100 2020の悪いところ・向いていない人
- やわらかすぎて飛び出しが遅い
- 打感が結構ぼやける
- スピンのかかりもノビもちょっと物足りない
ショット別に見るwilson ULTRA V3.0 100 2020の特徴
ストローク
持った感じ弾いてスピンかけやすそうな感じがするけど、
実際に打ってみるとでかい厚ラケみたいなやわらかさ。
ハードヒットするとフレームの強さでガタツキはしないけど、
どこかコシがないというか、物足りない感じ。
スピンのかかりは可もなく不可もなくですが、跳ねもノビも目立つ部分はありません。
ボールの飛びもそれなりですが、かなりボールを持つのでショットスピードは出しにくいかなと。
やわらかいセッティングだと乗りすぎてどんだけ押してもスピードが出ないので、
硬めのセッティングがおすすめです。
ただスライスはものすごい乗ります。
トップスピンにまぜてタイミングを外すようにスライスを使うと、
飛んでく時間差がかなりつくので、相手のタイミングをうまくはずせます。
実際たたいてからスライスを使うと、相手が待ち切れずに打ちづらそうにしてました。
スライスを多用する人はかなり好みのラケットかなと思います。
ボレー
ボレーはすごい打ちやすかったです。
面の安定感が強く相手のボールに負けないし、
打球感はやわらかいのでボレーのコントロールがしやすいです。
タッチ系の人にはかなり好まれるのではないかと。
さすがボレーに特化したラケット、といった感じです。
一方で乗りすぎて深さを出すには結構押す必要があるかなと。
ラケットパワーがありそうでないかんじなので、パーンと飛ばすような打ち方は合わないかも。
スライスタッチも深さが出しにくいので、グッと押すような使い方がおすすめです。
ただ、コースの打ち分け、角度のつけやすさは抜群だったので、
ボレーが得意な人なら使いこなせるのではないかなと。
サーブ
スピンサーブが打ちやすかったです。
グッと乗ってくれてしっかりスピンがかけられます。
ただ、打ちやすいですがスピンの跳ねはそこそこ、キックサーブの曲がりもそこそこで
威力があるなとは感じませんでした。
スライスサーブもそれなりに曲がってくれますが、物足りなさを感じるかも。
ポリエステルガットで打感をはっきりさせたほうが曲がりがいいです。
フラットサーブはスピードがかなり出しにくいです。
振ってたたいても振った割には飛んでいかない、
ラケットにくっついてから打ち出さず吸収してる感じ。
打感がマイルドなので打ちやすさ、楽さはありますが、
競技者、上級レベルの人だとフラットサーブが差し込めずもやもやするかも。
このラケットは中級レベル前後がメインユーザーになるかなと。
wilson ULTRA V3.0 100 2020におすすめのガット
- 縦ポリエステル横ナイロンorナチュラルのハイブリッド
- 縦横ポリエステル
ラケットがかなりやわらかい打感をしているので、
硬めのポリエステルガットがおすすめ。
ナイロンとポリエステルで使ってみましたが、ナイロンはものすごい打感がぼやけます。
ポリエステルのほうが弾き感が少し出ていい感じでした。
硬めのポリエステルでもラケットのやわらかさと合わせてちょうどいいです。
ガットのセッティングも硬めがおすすめで、
普段のテンションより2〜3ポンド硬く張ったほうが、
打感がはっきりする、弾き感が出てたたきやすくなると思います。
wilson ULTRA V3.0 100 2020と比較してほしいラケット
wilson ULTRA TOUR 100 (前作モデル)
- フェイスサイズ:100インチ
- 重さ:293g
- バランス:330mm
- ストリングパターン:16/20
- フレーム形状:ラウンド
- おすすめレベル:中級〜上級
- 発売日:2018/12
- 弾き感がULTRA V3.0よりも強い
- 厚くたたくハードヒッターならULTRATOUR100
- やわらかさとタッチ力ならULTRA V3.0 100
Prince BEAST 100
- フェイスサイズ:100インチ
- 重さ:300g
- バランス:320mm
- ストリングパターン:16×19
- フレーム形状:ラウンド
- おすすめレベル:中級〜上級
- 発売日:2019/09
- やわらかい打球感が似ている
- ストロークメイン、シングルスプレイヤーならBEAST
- ボレーメイン、ダブルスプレイヤーならSPEEDPRO
YONEX REGNA 98
- フェイスサイズ:100インチ
- 重さ:310g
- バランス:315mm
- ストリングパターン:16/19
- おすすめレベル:中級〜中上級
- 発売日:2019/03
- ショットコントロールのしやさが特徴
- ボールの飛び、ノビならREGNA
- 面の安定感ならULTRA V3.0
wilson ULTRA V3.0 100 2020の評価・レビューまとめ
以上、wilson ULTRA V3.0 100 2020のまとめ記事でした。
前作のULTRATOURはBURN感が強かったのでひとえに比較するのはアレですが、
数字で見ると中厚黄金スペックですが、使用感はボックス系に近いものがあるかなと。
中厚でラウンドなのに、弾かないしなんなら飛びが悪いので、ちょっと使う人を選ぶのかなと。
やわらかさが打ち出さない、飛ばさないので、飛びが悪い反面、
収まり良く振り抜けるという面もあります。
打感のマイルドさ、面の安定感は抜群なので、
手に優しいラケットを探している人にはおすすめです!