【上級者向け】ガットのテンションを低く・ゆるゆるで張ることのメリット・デメリット

どうもーぬつ(@nututen)ですー

突然ですがテニスプレイヤーのみなさんはガットのテンションをどのくらいで張っていますか?

 

ショップの人やスクールのコーチなどに聞いて張った場合、「平均50ポンド」前後の方が多いと思います。

 

しかし最近筆者はガットのテンションをものすごく低くして張っています。

平均からみるとかなりゆるゆるガットで、もう少しで軟式テニスに到達するレベルです。

 

最近ではプロの世界でもガットをゆるく張る選手も増えており、

今回はそんなゆるゆるガットのポイントについてまとめます。

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筆者のガットについて

筆者が使っているガット、セッティングはこんな感じ

  • ガット:babolat RPMブラスト1.35mm
  • 縦糸:42ポンド
  • 横糸:40ポンド

 

1.35mmの縦横ポリエステルガットなんて学生の時以来張りました(

50ポンド台で張ったら固すぎて鉄板ですからね・・・

ヒジを間違いなくやってしまいます。

 

以前は縦ナイロン、横ポリエステルのハイブリッドで、1.30mmのガットを使っていました。

ガットを太くしたのはテンションを下げることで打感がやわらかくなり過ぎるのを防ぐためです。

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ゆるいガットのメリット

余計な力が入らない

テンションが高いと深く良いショットを打つためにどうしても力みやすくなります。

しかしゆるいガットなら軽い力で深く速いショットが打てます。

力まないことで変なミスも減ります。

 

また、力みがなくなるだけで体力的にも楽です。

フルパワーで撃ち続けるより軽めの力で楽に打った方が、同じテニスでも疲れ具合がかなり変わります。

 

また、長時間の練習や試合で連戦しても体力が温存できて、プレーの質が落ちにくくなるな、と感じました。

ボールのスピードが速くなる

ガットをやわらかく張ることで、ガットがボールを飛ばす力が強くなります。

同じスイングスピードだと、ガットのテンションが低いほうがボールのスピードが上がります。

ストロークやサーブなんかはかなり恩恵を受けますね。

 

また、ガットが柔らかいことでボールがガットに食い込みます。

なのでラケットがボールをつかむ時間が長くなり、

しっかり打ってる感覚、打感がありつつ、スピードのあるボールが打てます。

スピン量が増える(増やせる)

ガットがボールをより飛ばしてくれるようになると、

スピンをより強くかけてもネットミスしにくくなります。

 

ラケットワークの縦の動きを強くしてスピンをかけても、

ガットがボールを飛ばしてくれるので、ネットを超えやすくなります。

 

なのでサーブやストロークのスピン量を増やすことができます。

バランスが崩れてもいいボールを返せる

相手にいいショットを打たれ、自分が苦しい体勢でボールを打つと

どうしてもチャンスボールになりやすいです。

 

しかしガットがゆるいと、少しの力でボールをしっかり飛ばしてくれるので、

体勢が崩れてバランスが悪く、力が入らない時でも、カウンターが簡単に打てるようになります。

ボレーの球際が強くなる

平行陣などボレーを多用する場面では、攻撃されてる時でも守りの返球が試合で勝つには求められます。

 

特にきつい体勢や体に近いところでボレーするなど、

時間がなく厳しい状態、体勢がきつい状態でボールを打つのを球際と言います。

 

ガットが柔らかいと相手のショットで攻め込まれていても、

ラケットに当てるだけで深く返球できるので、球際がとても強くなります。

つまり、ボレーが粘り強くなるということですね。

 

ガットのテンションが高いとストロークをはじめ、飛びを抑えてくれるのでスイングが速い人にはいいのですが、

反対にボレーが飛ばなさすぎてブンブン振り回す人も多いです。

 

ブンブン振り回すとボレーのミスも多くなる、また球際がどうしてもしんどくなります。

ボレーが苦手、ネットプレーの質を上げたい、という人にもゆるいテンションはおすすめです。

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デメリット

コントロールが難しくなる

ボールの飛びがよくなる分、ショットコントロールが難しくなり、特にアウトミスが増えます。

サーブではオーバーによるダブルフォルトもしやすくなります。

 

またドロップショットやショートクロスなど、

短く狙ったショットが予想より深くなりチャンスボールになりやすく、

角度をつけたアングルショットはサイドアウトしやすいです。

 

深さを出したロブもアウトしやすいですね。

(かわりといってはあれですがスピンロブが打ちやすいです)

 

ショットの威力が上がる分コントロールをつけるのが難しいです。

緩くした当初は調子が悪くなるかも

ガットのテンションを下げると、今までとショットの感覚は大きく変わります。

特にボールの威力をあげたいがため、スイングスピードがある人がテンションを下げると

ほぼアウトになるでしょう。

 

回転量をあげたり、軌道を低くしたりしてショットを調整する必要があります。

 

筆者も最初ものすごい調子が悪くなって、試合前なのに大ピンチだったのですが、

慣れるとサーブは速くなるわ球際は強くなるわ

苦手なストロークで打ち勝てるようになるわで

いいことばかりでした。

 

もちろん合う合わないがあるので、合わなければすぐにやめるようにしましょう。

ラケットと複数本持ってるのであれば1本だけテンションを下げるなどして試してみるようにしましょう。

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追記:弾きが強い・反発力の強いラケットに注意

現代テニスのテニスラケットは反発力が強く、ラケット自体もボールを結構飛ばします。

硬くて飛ばないラケットの有名どころだった、HEADやwillsonのラケットもボールを飛ばすモデルが増えてきましたね。

 

フェデラーも以前はガットのテンションを緩くすることが多かったようですが、

97インチのラケットに変えたタイミングで60近くで張るようになった、

錦織選手も反発力強めのULTRATOURシリーズに変えてからテンションを上げたなんて話も聞きます。

 

もし、ラケットが高反発モデルならガットをゆるゆるにしすぎると、

コントロール不能になるくらいボールが飛びすぎる可能性があります。

 

どのくらい緩くするのがベストなのかは、ラケットに合わせて何回か試してみることを忘れずに。

 

いきなり大幅にテンション下げて調子を崩さないように気をつけてくださいね。

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まとめ:ゆるゆるガットはトレンドになりつつある

最初調子を落としてる時に勧められてテンションを落として張ってみましたが、これがどハマりしました。

 

錦織選手が手首の怪我をきっかけにガットのテンションを37ポンドにしたことで

ゆるゆるテンションが注目されましたが、今後上級者を中心に人気が出るかもしれません。

 

初心者〜中級者にはコントロールが難しいかもしれませんので、

ショットに自信がついてから使うのをおすすめします。

 

今よりもサーブやストロークなどのショットの威力をあげたい、

ボレーの威力を上げて平行陣でガンガン攻めたい、というような方は

試してみてくださいね!

 

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