どうもーぬつですー
今回はHEAD プレステージ PRO 2018の使用感インプレ・レビュー記事になります!
プレステージ PRO 2018の特徴、各ショットの使用感、
おすすめのガット・セッティング、比較してほしいラケットをまとめました。
プレステージ PRO 2018が気になっている方は参考にしてみてくださいね。
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プレステージ PRO 2018のスペック
- フェイスサイズ:95インチ
- 重さ:315g
- バランス:315mm
- ストリングパターン:16/19
- おすすめレベル:中上級〜上級
- 発売日:2017/11
プレステージ PRO 2018の特徴・インプレまとめ
使用感
- 打感:かため
- ボールの飛び:控えめ
- スピンのかかり:やや強い
ひたすらにボールを潰すラケット
薄いフレームにしなりがあるプレステージシリーズ。
PROは16/19なので腕への衝撃もやや少なめで、
トップライトなのでスイングスピードに物を言わせてガツガツたたくラケットになっています。
硬く飛ばないが、スピンが意外とかかる
薄ラケの中でもハードな打感でボールの飛びもかなり抑えられていますが、
意外に引っかかる感じがあり、スピンのかかりがいいです。
この引っかかりが、ショットコントロールに幅をもたせてる感じ。
薄い面で運ぶのはもちろん、引っ掛けてショートクロスを狙うのも苦にしません。
ただフェイスが小さくスイートスポットがシビアなラケットなので、
少し外しただけで抜ける感じは他のラケットよりも多めです。
めちゃめちゃコントロールしやすい
剛性のある硬質感のあるフレーム、しなりの良さでショットコントロールが非常にしやすいです。
他のラケットならすでに弾いて飛ばしてるようなボールでも、
プレステージプロだとギリギリまでフェイスにボールをくっつかせてコースを変えることができます。
ショットの威力でガンガン押していくよりも、
相手を動かして積極的にオープンコートを作っていく使い方がおすすめ。
プレステージ PRO 2018のいいところ・向いている人
- ガツンとしたハードな打感、面の安定感が強い
- 薄ラケにしては引っかかりが強い
- フェイスにボールがくっつくような粘りがある
プレステージ PRO 2018の悪いところ・向いていない人
- 全然飛ばない
- 硬さのあるフレームからくる衝撃の強さ
- まったく楽をさせてくれないシビアなラケット
ショット別に見るプレステージ PRO 2018の特徴
ストローク
プレステージシリーズの中ではやわらかさがあり引っかかりもあるので、
たたくのがそこまでシビアじゃないです。
硬質感がありしなりがつよいフレームは、ガットのテンションを落として飛びを強化することで、
ノビのあるフラットドライブを打つことができます。
引っかかりがあることで軌道を上げやすく、またボールの収まりもいいです。
シビアじゃないと言っても、他社の薄ラケよりも使用ハードルは高め。
厚く叩ける、スイングスピードがある人でないと使うのは難しいラケットになっています。
ボレー
面の安定感が強く、くっつくような粘りのある打感で、
ショットコントロールがしやすいラケット。
相手の威力のあるショットでもきっちりコースに打ち分けることができます。
ただ、合わせるだけだと全然ボールが飛ばないので球際は結構厳しい。
楽もさせてくれないので、体重移動でグッとボレーを押せる人でないと使うのは難しいです。
サーブ
フラットサーブでたたくとノビのある重いサーブが、
スピンサーブだと跳ねはあまりないですが、急激に落ちる収まりのいいスピンサーブが打てます。
スライスサーブはあまり曲がりませんが、低くて重さがあるスライスサーブが打てます。
ただ薄く当てすぎると高確率でガシャるので注意。
プレステージ PRO 2018におすすめのガット
- 縦横ナイロン
- 縦ナイロンorナチュラル、横ポリエステルのフェデラー張り
硬さがあって飛ばないラケットなので、やわらかさと飛びを出すセッティングがおすすめ。
フラットドライブでたたくとノビが出るようになります。
縦横ポリエステルは硬すぎて怪我する可能性もあるので非推奨ですが、
プレステージプロなら人によってはいけるかも。
使うとしてもルキシロンのエレメントのようにものすごいやわらかいガットを
テンション低めで張るようにしましょう。
2019 VCORE PRO 97と比較してほしいラケット
Babolat ピュアストライク2020 98 18×20
- プレステージプロよりもあっさりとした弾き感
- ピュアストライクの方がボールが飛ぶ
- もう少し楽するならピュアストライク
wilson BLADE 98 V7.0 18×20
- 打球感がプレステージプロよりもマイルド
- ひっかかりがあるのでスピンのかかりがいい
- プレステージプロよりも全体的に楽に飛ばせる
DUNLOP CX200
- 早く振ると硬く、ゆっくり振るとやわらかさを感じる
- プレステージプロよりもボールが飛ぶ
- プレステージプロよりも使用ハードルが低い
プレステージ PRO 2018の評価・レビューまとめ
以上、プレステージプPROのまとめ記事でした。
使うのが難しいラケットではありますが、
独特のくっつくような粘り、引っかかりの良さはクセになる打感。
プレステージシリーズの中でも比較的使用ハードルは低めで、
テンション低めでフラットドライブでたたくと重量感のあるショットが打てます。
スイングスピードに自信がある人は試してみてくださいね!