どうもーぬつですー
今回はPrince TOUR 95 2020の使用感インプレ・レビュー記事になります！
Prince TOUR 95 2020の特徴、各ショットの使用感、
おすすめのガット・セッティング、比較してほしいラケットをまとめました。
Prince TOUR 95 2020が気になっている方は参考にしてみてくださいね。
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目次
Prince TOUR 95 2020のスペック
- フェイスサイズ：95インチ
- 重さ：310g
- バランス：310mm
- ストリングパターン:16/19
- フレーム形状：ボックス
- おすすめレベル：上級
- 発売日：2020/09
Prince TOUR 95 2020の特徴・インプレまとめ
使用感
- 打感：普通
- ボールの飛び：強め
- スピンのかかり：やや強め
弾き感が強くなってボールの飛びが強くなった
前作のTOURよりも弾き感が出てボールの飛びが強くなりました。
球離れもやや早くなっています。
前作の打ちごたえがやや控えめになった印象です。
前作はしなり感：弾き感が6：4くらいだったのが、
今作は4：6くらいにの比率になっているかなと。
収まるスピンのかかりがいい
TOUR95は95インチにしてはかなりスピンがかかり、
特に収まるスピンのかかりがいいです。
95インチで収まるスピンのかかりがいいので、
アウトするくらいの深さを狙ってハードヒットしてもきっちり収めていけます。
バウンド後のノビも強く、かなり攻撃的なラケットになっているなと感じました。
リターンが打ちやすい
弾き感が出た効果かリターンがスパーン！と飛んでいくのが非常に気持ちよかったです。
ブロックリターンでも深さが出るし、振りにいってもアウトミスが怖くないので、
積極的にリターンで攻撃できる印象でした。
セカンドサーブをガンガン打ち込んでいけるので、
積極的に攻撃するストローカーの人に特におすすめです。
Prince TOUR 95 2020のいいところ・向いている人
- 芯で捉えた時のずっしり感はありながら弾き感が出た
- 飛ぶけどきっちり落ちるのでハードヒットしてもアウトミスが怖くない
- 芯で捉えるとやわらかい打球感
- バウンド後のノビの強さがさらに強化された
- リターンでガンガン攻撃できる！
Prince TOUR 95 2020の悪いところ・向いていない人
- 飛ぶといっても95インチの難しさはある
- 軌道をあげて打つのには向かない
- 芯で打つとやわらかいが、外すと硬さを強く感じるかも
ショット別に見るPrince TOUR 95 2020の特徴
ストローク
前作のスピンのかかり、収まりの良さは健在ながらも、
かなりボールが飛ぶようになっていて、ラケット自体のパワーの強さを感じました。
ボックス系のラケットですが、中厚に近い使用感になっています。
硬い面で弾いて飛ばしてる感じが強くなりました。
前作の乗り感がやや薄くなったので、そこで好みが別れる印象。
95インチながらも98インチくらいの飛びがありますが、
面の安定感、相手のショットに負けずに深いショットを打ち返せるのが魅力的なラケットになっています。
スピンで打ち込んでくのにおすすめですが、スライスの乗りも悪くないです。
ノビはそこまで強くないですが、浮かずに抑え込めるなぁという印象でした。
あとリターンが打ちやすいなと！
大きく打っても収まるしコンパクトに打っても深さ出るし、打ってて気持ちよかったです。
芯で捉えたときはやわらかさを感じますが、外すとガツンとくるのが前作よりも強くなった気がします。
弾き感が出た、フレームの剛性が出たからかも？
ボレー
小さい面の安定感があるのにも関わらず、かなり深さが出しやすいです。
95インチながらの当てる難しさはありますが、たたけばパンチも出るし、
コントロールもしやすいのでボレーしやすい印象でした。
しっかり目の打球感があるので弾いてもぼやけないし、
95インチでもしっかり打球できる上級レベルの人であればボレーがしやすいと感じると思います。
押すように厚くヒットする方が感触的によかったかなと。
95インチらしい難しさはあるので、スライスタッチだとミスショットする可能性もあります。
しかし取り回しのしやすさと面の強さはピカイチなので、
コンパクトにきっちりインパクトできる人には非常に合うと思います。
サーブ
サーブは逆に思ってたよりも飛ばなかったです。
95インチらしいずっしりとした打感で、振った分だけ重さが出る、という感じ。
前作よりは弾いてる感じはあります。
しかし、ストロークほど飛びの強さは感じませんでした。
スピンサーブのハネがいいです。
結構ハネるので少しガットをゆるく張って飛びを出すと使いやすそうかなと。
収まりと合わせて高く弾ませるように打つと、
思ったよりハネてくれるので相手の打点を高く取らせることができました。
キックサーブの曲がりも結構強くてちょっとびっくりしました。
スライスサーブの曲がりは控えめ。
けど低く速いスライスサーブが打てるので、リターン側としては受けづらいかったです。
サーブはあまりアシスト感がないので、振った分だけ表現してくれる使用感になっています。
Prince TOUR 95 2020におすすめのガット
- 縦ポリエステル横ナイロンorナチュラルのハイブリッド
- 縦横ポリエステル
やわらかめのガット、セッティングがいいと思います。
95インチで弾き感が強くなってるので、硬めにすると衝撃がかなり強くなります。
やわらかめの打感でしっかりたたいたほうが、ショットの重さも出るのでおすすめです。
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Prince TOUR 95 2020と比較してほしいラケット
DUNLOP CX200
- フェイスサイズ：98インチ
- 重さ：305g
- バランス：315mm
- ストリングパターン：16/19
- おすすめレベル：中上級〜上級
- 発売日：2018/12
- TOUR95に似た打球感だが、飛びがやや抑えめ
- ショットコントロールのしやすさならCX200
- ガンガン自分から振るから収まって欲しいならTOUR95
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Babolat ピュアストライク 98 18×20
- フェイスサイズ：98インチ
- 重さ：305g
- バランス：320mm
- ストリングパターン:18/20
- おすすめレベル：中上級〜上級
- 発売日：2019/08
- TOUR95よりもやや軌道をあげたい人向け
- 直線的よりもやや山なり軌道で打つならピュアストライク
- フラットドライブで直線的に打ち込んで行くならTOUR95
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wilson BLADE V7.0 18×20
- フェイスサイズ：98インチ
- 重さ：305g
- バランス：320mm
- ストリングパターン:18×20
- フレーム形状：ボックス
- TOUR95よりもしなり感の強いラケット
- しならせて真っ直ぐ深く伸ばしたいならBLADE
- 振ってスピンで落としたいならTOUR95
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Prince TOUR 95 2020の評価・レビューまとめ
以上、Prince TOUR 95 2020のまとめ記事でした。
芯で捉えた時のグッと乗るやわらかさが生み出すTOUR95らしいノビの強さはありつつも、
弾き感でより飛んでくれるようになったので、前作よりも使いやすくなった印象です。
アウトミスが怖くないくらいきっちり収まってくれる安心感はあるけど、
ボレーやギリギリで拾った時にうまくヒットしなくても飛ばしてくれるアシスト感もあって、
打っていて気持ちがいいラケットだなと感じました。
ストロークで厚くヒットできる人はクセになると思いますので、
95インチはしんどいから・・・と敬遠しないで1度試して欲しいラケットになっています。
普段97〜98インチくらいラケットを使ってる人であれば、
違和感なく持ち替えられると思いますよ！
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