どうもーぬつですー
今回はHEAD G360+ RADICAL MPの使用感インプレ・レビュー記事になります!
HEAD G360+ RADICAL MPの特徴、各ショットの使用感、
おすすめのガット・セッティング、比較してほしいラケットをまとめました。
HEAD G360+ RADICAL MPが気になっている方は参考にしてみてくださいね。
【HEAD】テニスラケットの特徴・選び方・おすすめまとめ!【評価・レビュー・インプレ】目次
HEAD G360+ RADICAL MPのスペック
- フェイスサイズ:98インチ
- 重さ:300g
- バランス:320mm
- ストリングパターン:16/19
- フレーム形状:ボックス
- おすすめレベル:中級~上級
- 発売日:2021/01
前作との比較・変更点
- 5g重くなった(295g→300g)
- フレームが少し薄くなった
- 飛びが強くなった
- 打感がやわらかくなった
- スピンが跳ねよりも収まり、ノビが特徴的になった
前作よりも打感がやわらかくなりボールが乗る感じが出ました。
前作は弾いて飛ばす飛び感と硬い面で跳ねるスピンをかける中厚ラケットの使用感でしたが、
今作はグッとのって飛ばす打感、収まりのいいスピンのかかりが特徴になっています。
あと比較するとカラーリングがものすごい派手になりましたね(
HEAD G360+ RADICAL MPの特徴・インプレまとめ
使用感
- 打感:ややかため
- ボールの飛び:飛ぶ
- スピンのかかり:やや控えめ
打感がマイルドになって乗せて飛ばす打球感に
前作よりも打感がマイルドになり、グッと乗る感じがするやわらかさが打感に出ました。
硬い面でこすってスピンをかけるよりも、しっかり食いつかせて振りぬいてスピンをかける使い方が合うので、
高い軌道よりも低めのフラットドライブで収めていく使い方が合うように感じました。
グリグリスピンよりもフラットドライブ向けのラケットに
前作は比較的グリグリスピン向きの使用感だったと思いますが、
今作は真逆の性格のラケットだなと感じました。
引っ掛かりが抑えられグッとつかむ感じが強くなったので、
前述のとおりフラットドライブ向きのラケットになっています。
プレステージと使用感が被るかも?
ひっかかりが抑えられグッと乗るマイルドな打感になったので、
プレステージとちょっと使用感が被るなと感じました。
もちろん比べるとラジカルのほうが飛ぶし打感はマイルドですが、
PROスペックを使うとなると結構悩むと思います。
個人的には
- G360+ラジカル=ラケットに飛ばしてもらってショットの威力を出したい
- G36プレステージ=ラケットアシスト抑え目できっちりコントロール
という使い方が合うかなと思います。
HEAD G360+ RADICAL MPのいいところ・向いている人
- フラットのノビと飛びがかなり良い
- 軽い力で深さが出てくれる
- 薄いグリップの人に特におすすめ
HEAD G360+ RADICAL MPの悪いところ・向いていない人
- スイングスピードがある人が使うと飛びすぎる
- スピン、スライスのかかりは良くない
- ハードヒットするとやや抜ける感じ
- 軌道をあげるスピン、グリグリスピンには向かない
ショット別に見るHEAD G360+ RADICAL MPの特徴
ストローク
まず打感がだいぶやわらかくなっています。
グッと乗って飛ばすアシスト感もあり、思ってるよりも飛びが強めでした。
スピンのかかりは収まりがとてもいいなと。
前作は硬さのある面で弾いて飛ばす、グリグリスピンが打ちやすい使用感だったのが、
厚く当ててねじ込む、収まりとノビで打ち込んでいく使用感になっています。
今作はグリグリスピンよりも厚く当てるフラットドライブが得意なラケットになっていると思います。
あと面の安定感がすごいです。
正直プレステージとそこまで変わらないんじゃないかな?と思うレベル。
飛びがほしいならラジカル、飛んでほしくないならプレステージという分け方になるのかなと。
ボレー
面の安定感が強くなったのと飛ぶようになったことで非常にボレーしやすかったです。
ラジカルシリーズって結構ボレーが面ブレするイメージが強いラケットだったのですが、
今作のラジカルMPは真ん中を外してもこれまsでよりも面ブレしないです。
厚く当てるよりもスライスタッチのほうがいい感じでした。
飛ぶので厚く当てても深さが出るのですが、スライスタッチの低さがよかったかなと。
球際も結構粘り強く拾えたので、ちょっとラジカルの印象が変わりましたね。
サーブ
フラットサーブの打感が気持ちいいです。
ただ振った割にはスピードが出てなかったかなと。
飛んでくれるので深さは出るのですが、ノビと重さがちょっと物足りず、
フラットサーブでガンガン叩いて差し込んでいくにはガットのセッティングが必要かなと。
スピンサーブがすごいよかった!
スピン量多めにしてもラケットアシストが強くなったためしっかり深さが出るし、
バウンド後高く跳ねてくれる、キックしてくれるので非常に使いやすかったです。
MPスペックなのでスピンサーブが打ちやすいですが競技志向としてはちょっと物足りなく感じるかも?
しっかり振れる人であればPROスペックのほうがおすすめです。
HEAD G360+ RADICAL MPにおすすめのガット
- 縦ポリエステル横ナイロンorナチュラルのハイブリッド
- 縦横ポリエステル
今流行りのグッと乗せる打感が特徴のやわらかいポリエステルととても合うと思います。
ストローカーならポリツアーファイアのようなより飛ばすガット、
スピンのかかりを強化したいならブラックコードやRPMパワーなどのスピンガットがおすすめです。
HEAD G360+ RADICAL MPと比較してほしいラケット
HEAD G360+ プレステージTOUR
- フェイスサイズ:99インチ
- 重さ:305g
- バランス:320mm
- ストリングパターン:18/19
- フレーム形状:ボックス
- おすすめレベル:初中級〜中上級
- 発売日:2020/01
- ラジカルよりも飛ばない、フラット向きのラケット
- 飛びよりもコントロールならプレステージ
- しっかり振って深さと収まりが両立してほしいならラジカル
YONEX EZONE 98
- フェイスサイズ:98インチ
- 重さ:305g
- バランス:315mm
- ストリングパターン:16×19
- フレーム形状:ラウンド
- おすすめレベル:中級〜上級
- 発売日:2020/01
- ラジカルよりも飛びとノビが強い
- 自分で飛びを収められて差し込んでいくならEZONE
- 収まりの良さを取るならラジカル
DUNLOP FX500 TOUR
- フェイスサイズ:98インチ
- 重さ:305g
- バランス:315mm
- ストリングパターン:16/19
- フレーム形状:ラウンド
- おすすめレベル:中級〜上級
- 発売日:2020/08
- ラジカルよりもより乗り感、マイルド感が強いラケット
- よりマイルドで面の安定感を取るならFX500TOUR
- マイルドでも打感をはっきり感じたい、打ちごたえがほしいならラジカル
HEAD G360+ RADICAL MPの評価・レビューまとめ
以上、HEAD G360+ RADICAL MPのまとめ記事でした。
前作とは使用感がかなり違ってるので、乗り換えに悩む人も多くなるのかなと。
それでもガットのセッティングを硬めにしたり、多角ガットで引っ掛かりを出してあげると
これまでのラジカルらしさを感じられると思います。
スピン特化のエクストリーム、フラット特化のプレステージの中間のイメージのラケットになるかなと。
インスティンクトがフラットより、ラジカルがスピンよりといったかんじですね。
飛びと打感のマイルドさが出たことで、オールラウンドな使用感に、
かつより幅広い層に使いやすいラケットになっています。