どうもーぬつですー
今回はPrince TOUR 100 2018の使用感インプレ・レビュー記事になります!
Prince TOUR 100 2018の特徴、各ショットの使用感、
おすすめのガット・セッティング、比較してほしいラケットをまとめました。
Prince TOUR 100 2018が気になっている方は参考にしてみてくださいね。
【Prince】テニスラケットの特徴・選び方・おすすめまとめ!【評価・レビュー・インプレ】目次
Prince TOUR 100 2018のスペック
310gモデル
- フェイスサイズ:100インチ
- 重さ:310g
- バランス:310mm
- ストリングパターン:16×18
- おすすめレベル:中上級〜上級
- 発売日:2018/09
290gモデル
- フェイスサイズ:100インチ
- 重さ:290g
- バランス:325mm
- ストリングパターン:16×18
- おすすめレベル:中級〜上級
- 発売日:2018/09
PrinceTOUR 100 2018の特徴・インプレまとめ
使用感
- 打感:かため
- ボールの飛び:やや控えめ
- スピンのかかり:普通
100インチながらも硬質感があり弾かない・飛ばないフレーム
TOUR 100 2018は100インチで硬さのあるフレームですが、
中厚ラケットのようにボールを弾かない、飛ばさないフレームが特徴。
フェイスサイズが大きくても楽に飛ばせるラケットではなく、
しっかりボールをつぶして打つのに向いているラケットになっています。
パワー・弾きが控えめで自分から振っていける
100インチのパワーはありつつも、飛びが抑えられるので、
ショットの威力だけでなくコントロール性の高いラケットになっています。
自分から振っていけば威力のあるショットが、
合わせるようにすればきっちりコントロールしたショットが打てるので、
オールラウンダーな使い方ができるラケットになっています。
フェイスサイズの小さい薄ラケほどシビアじゃなく、中厚ほど飛ばさないので、
うまくバランスの取れたラケットを探している人におすすめです。
Prince TOUR 100 2018のいいところ・向いている人
- ラケットパワーがそれなりにありつつ、収まってくれる
- フェイスサイズが大きめのホールド系ラケットを探している
- ショットの威力とコントロール性のバランスが取れたラケットが欲しい
Prince TOUR 100 2018の悪いところ・向いていない人
- 100インチだが楽はさせてくれない
- 硬質感のあるフレームに好き嫌いがわかれる
- 使いこなせないとショットの威力もコントロールもうまく使えない
器用貧乏になる可能性があるクセのあるラケット
ショット別に見るPrince TOUR 100 2018の特徴
ストローク
最初打った感想は硬いなーという印象。
ピュアドライブやピュアアエロのような感じとは真逆。
しっかりつぶして厚く当てると100インチらしいパワーを感じるボールの飛び、ショットの威力がありますが、
合わせたりスイングスピードを抑えると97インチのラケットくらい飛ばなくなります。
しっかり振れば深さも出るし、スピンの落ち、収まりがいいのでフラットドライブでたたくのがおすすめ。
スイングスピードを抑えれば角度をつけたりコースの打ち分けもしやすいです。
100インチのラケットとしては弾きよりもホールド感が強いのでそこで好みがわかれるかなと。
グリグリスピンをかけるので弾いてくれないと困る!という人には間違いなく合わないです。
ボレー
ボレーは個人的には微妙だったかなと。
フレームが硬くて芯を外すと面がガタつくので平行陣は粘れないし、
厚く当ててもパーンと飛ばないのでボレーを決めきるのが難しかった印象。
スライスタッチの乗りもイマイチで、厚めにスライスタッチで当てるとアウトするし、
かけすぎるとネットするしで、結構ボレーは苦労しました。
100インチでも楽はさせてくれません。
95インチ使ってるくらいの感じでしっかり押して飛ばさないと深さが出ないです。
TOUR95の方がパンチも出るし、ボレーの乗りはよかったです。
95インチの方がボレーのパワーが分散しないでボールが飛んでくれます。
サーブ
フラットサーブのノビが結構いいです。
振ったら振った分だけバウンド後にグンとノビます。
スライスサーブは全然曲がりません。
軌道がやや曲がりますが、滑らず追い出せずで正直向かないかなと。
スピンサーブも収まりはいいですがバウンド後にノビないし跳ねないしで、
相手のたたきやすい位置になりやすくリターンがガツガツたたかれました。
フラットサーブをメインにセカンドサーブにフラット気味のスピンサーブで収める使い方がいいかなと。
Prince TOUR 100 2018におすすめのガット
- 横ポリエステル縦ナイロンorナチュラルのフェデラー張り
- 縦横ナイロン
基本的にやわらかめのガット、セッティングがおすすめ。
ポリエステルならエレメントや4Gソフトなど、
やわらかさに特徴があるホールド系のガットがおすすめ。
硬めのポリエステル、セッティングにすると鉄板みたいになります。
ボール飛ばないし、カンカンした打感になるしで、
ものすごい難しくなります。
基本はやわらかいガット、セッティングにして、
テンションもいつもより3ポンドくらい下げるのがおすすめです。
低めのテンションにしたほうが良さが出ると思います。
Prince TOUR 100 2018と比較してほしいラケット
DUNLOP CX200
- フェイスサイズ:98インチ
- 重さ:305g
- バランス:315mm
- ストリングパターン:16/19
- おすすめレベル:中上級〜上級
- 発売日:2018/12
- TOUR100よりも弾き感がある
- ショットの深さを出すならCX200
- ホールド感を取るならTOUR100
Prince PHANTOM 100
- フェイスサイズ:100インチ
- 重さ:305g
- バランス:315mm
- ストリングパターン:16×18
- おすすめレベル:中上級〜上級
- 発売日:2019/11
- TOUR100よりもスピンのかかりがいい
- フレームにやわらかさがある
- 薄ラケらしさがほしいならファントムがおすすめ
wilson BLADE V7.0 18×20
- フェイスサイズ:98インチ
- 重さ:304g
- バランス:325mm
- ストリングパターン:18/20
- おすすめレベル:中上級〜上級
- 発売日:2019/08
- 持ち上げやすくスピンがかけやすい
- 面の安定感、ホールド感がある
- 総合的にBLADEの方が使いやすい
Prince TOUR 100 2018の評価・レビューまとめ
以上、Prince TOUR 100 2018のまとめ記事でした。
正直ちょっと使う人を選ぶラケットかなと。
ボレーが結構しんどいのでシングルスプレイヤー向きだと思います。
似たスペックのファントム100のほうがスピンのかかりもよく飛ばせるので、
使いやすさでいえばファントム100がおすすめ。
TOURシリーズの打感が気に入ったのであればTOUR95がおすすめ。
95インチとフェイスサイズは小さいですが、
スピンのかかり、ノビ、面の安定感があるので、
総合的に95インチモデルの方が使いやすく感じると思いますよ。