どうもーぬつですー
今回は2019 VCORE PRO 100 JPの使用感インプレ・レビュー記事になります!
2019 VCORE PRO 100 JPの特徴、各ショットの使用感、
おすすめのガット・セッティング、比較してほしいラケットをまとめました。
2019 VCORE PRO 100が気になっている方は参考にしてみてくださいね。
【2021年最新】元テニスコーチが試打しておすすめ!人気テニスラケットランキング!目次
2019 VCORE PRO 100 JPのスペック
- フェイスサイズ:100インチ
- 重さ:295g
- バランス:320mm
- ストリングパターン:16/19
- おすすめレベル:初中級〜中上級
- 発売日:2020/03
2019 VCORE PRO 100 JPの特徴・インプレまとめ
使用感
- 打感:やわらかめ
- ボールの飛び:やや強め
- スピンのかかり:やや強め
JPモデルはフレームが厚い=よりボールが飛ぶ!
現行の2019 VCOREPRO 97が20mm、100が22mmの厚みですが、
今回登場のJPモデルは23mmと一番厚みのあるモデルです。
100インチモデルはもともと飛びのいい厚ラケのような飛び具合でしたが、
JPモデルはより楽に、軽い力で飛ばせるラケットになっています。
VCOREPROは振り切れなかった時にボールの飛びが悪くなるシビアな面もありましたが、
JPモデルは振り切れなくても深さが出しやすくなっています。
ラケットパワーがより強く、球離れが少し早い
現行のVCOREPRO100よりもJPモデルの方が、
グッと乗ってフレームがしなるよりも弾いて飛ばす感があります。
しなりの強いシリーズなのでしっかり振った方がフレームがしなってボールを飛ばすのですが、
スイングスピードが遅い人でも弾き感が出た事でより楽に飛ばしてくれるようになったなと。
スペックが少し変わっただけでここまで使いやすくなったの!?
と驚くレベルです。
近いラケットだとwilsonのBLADE100が近いですが、
JPモデルの方が軽くて使用ハードルは低いと思います。
wilsonのBLADE100が重く感じる人にはかなりおすすめです。
5g軽くなった事で取り回ししやすくなった
JPモデルはVCOREPRO 100インチモデルよりも5g軽くなりました。
これによりかなり取り回しがしやすくなり、ボールの飛びが良くなったこともあって、
とっさに反応したときの返球が楽になりました。
一方で軽くなった球離れが早くなった事で、
VCOREPROの独特のしなる打球感、グッと乗ってパワーが伝わる感じは薄くなったかなと。
良く言えば万人受け、悪く言えば特徴が無くなった、という感じ。
VCOREPRO 100の打球感は好きだったけどちょっと飛びがシビア、
もう少し楽させてほしいという人には今回のJPモデルはかなりおすすめです。
2019 VCORE PRO 100 JPのいいところ・向いている人
- 中厚ラケのような飛びの良さ、打感のマイルド感
- 押してよし、引っ掛けてよし
- 飛びのいい薄ラケで、面の安定感もちゃんとある
2019 VCORE PRO 100の悪いところ・向いていない人
- ショットが軽い
- 打った時にやや空洞感を感じる
- 面の安定感を優先するなら97インチがおすすめ
ショット別に見る2019 VCORE PRO 100 JPの特徴
ストローク
まず飛ばすのが楽です。
スイングスピード遅めでも深さが出てくれます。
驚いたのがハードヒットするとものすごいアウトするかと思いきや、意外と収まってくれること。
ハードヒットするとフレームのしなり感を感じ、
弾き感と合わせて深いショットが打てます。
振り切れなかったときでも深さが出てくれるので、
従来の100インチよりも使用ハードルが低く感じました。
JPモデルは女性プレイヤーに特におすすめです。
ボレー
ボレーも返球が楽で球際強いです。
芯を外した時の飛びが従来の100インチよりも良く、
粘り強くボレーを拾うことができます。
ただボレーを叩きにいくとちょっと打ちごたえがないというか、叩いた感じがうすいというか、
VCOREPROの乗り感ではないなと感じました。
よく言えば楽になった、悪く言えば競技志向ではなくなった、という感じです。
サーブ
サーブは弾き感が出たことでスピンサーブが打ちやすくなりました!
軽い力で結構跳ねるので、スピンサーブ初心者でも楽に打てるようになると思います。
スライスサーブも曲がりが強く外に逃げて行きます。
低くすべるのが好ポイント。
フラットサーブは深さ、スピードはいい感じですが、
ノビと重さが物足りない感じ。
軽くなって球離れが早くなった分、力が乗り切らなくなったのかなと。
個人的にはテニス歴が浅い人でも回転系のサーブが打てるので、非常にいいラケットだなと思いました。
2019 VCORE PRO 100 JPにおすすめのガット
- 縦横ポリエステル(かため)
- 縦ポリエステル横ナイロンorナチュラルのハイブリッド
基本的にはVCOREPRO 100と同じ感じ。
打感がマイルドかつフレームが結構ボールを飛ばすので、
硬めのガットで打感を強くし、弾き感を出すのがおすすめ。
ボールに重さも出るし、スピンのかかりもよくなります。
あんまりやわらかいガット、テンションを落とすのは非推奨。
打感がぼやけてショットコントロールがしにくくなります。
2019 VCORE PRO 100 JPと比較してほしいラケット
YONEX 2019 VCORE PRO 100
- フェイスサイズ:100インチ
- 重さ:300g
- バランス:320mm
- ストリングパターン:16/19
- おすすめレベル:初中級〜中上級
- 発売日:2019/09
- 打感:やわらかめ
- ボールの飛び:やや強め
- スピンのかかり:やや強め
- 楽にボールを飛ばすならJPモデル
- ある程度振れる人は従来のVCOREPRO100
- 微妙な差だが収まりはVCOREPRO100のほうがおすすめ
wilson BLADE 100 V7.0
- フェイスサイズ:100インチ
- 重さ:300g
- バランス:320mm
- ストリングパターン:16/19
- おすすめレベル:初級〜中級
- 発売日:2020/01
- ボールの後ろからまっすぐ厚いあたりで打つならJPモデル
- 引っかかり、持ち上げやすさはBLADE100
- 楽さ、飛びの良さは同じくらい
YONEX 2019 REGNA 100
- フェイスサイズ:100インチ
- 重さ:295g
- バランス:325mm
- ストリングパターン:16/19
- おすすめレベル:初級〜中級
- 発売日:2019/03
- 打感:かなりやわらかめ
- ボールの飛び:強め
- スピンのかかり:やや強め
2019 VCORE PRO 100 JPの評価・レビューまとめ
以上、VCORE PRO 100 JPのまとめ記事でした。
VCORE PRO 100よりも飛ばしてほしいラケットを探している人におすすめです!