どうもーぬつですー
今回はピュアドライブVSの評価・レビューをまとめました!
ピュアドライブVSが気になっている方は参考にしてみてくださいね。
目次
ピュアドライブVSのスペック
- フェイスサイズ:98インチ
- 重さ:300g
- バランス:320mm
- ストリングパターン:16/19
- おすすめレベル:中級〜上級
- 発売日:2019/03
ピュアドライブVSの特徴・インプレまとめ
使用感
- 打感:ややかため
- ボールの飛び:やや良い
- スピンのかかり:やや良い
飛びを抑えたピュアドライブ !
往年のベストセラー、大人気ラットピュアドライブのスペック違いが誕生!
100インチから98インチとフェイスサイズが小さくなり、
ピュアドライブのパワーはそのままに、飛びが少し抑えられてボールの収まりがよくなっています。
現行のピュアドライブは飛びすぎる、昔のピュアドライブが好きだったという人に好まれる打球感になっています。
パワーはそのままにボールを潰せる
ピュアドライブの強烈なパワーはそのまま残っていて、シンプルに収まりがよくなりました。
なのでひっぱたいてボールを潰してハードヒットするととんでもないショットが打てます。
飛んで暴れる心配がないので、1打目から感触に感動しました。。。
ゴリゴリにハードヒットしてもホームランせずきっちり収まって、
ピュアドライブのスピードボールが飛んでいくので、人気が出ないわけがない、と思いました。
つかんでがっつりスピンをかける
ラケット面が少し小さくなった効果か、
ピュアドライブなのに打感がぼやけておらずはっきり感じることができます。
ぎっちり詰まった打球感で、たたくとしっかりパワーが伝わります。
ボールがラケットに乗る感覚、ひっかかりを感じるので、たたくと重さのあるスピンが打てます。
ひっかかり感に加えてつかみがある分、グリグリスピンでもフラットドライブで収まり良くも打てるので、
ガットのセッティング次第で様々なプレイスタイルに合った、がっつりスピンがかけられます。
ボールが暴れないし、ハードヒットしても収まるし、とんでもないショットスピード出るし
控えめに言わなくても最高かな?というラケットです。
ピュアドライブVSのいいところ・向いている人
- ピュアドライブのパワーはそのまま
- ボールの収まりがいい
- ガンガンハードヒットして早いテンポで攻撃できる
ピュアドライブVSの悪いところ・向いていない人
- しなり感は全然ない
- ボレーの飛びが控えめになった
- 気持ちバウンド後のノビが悪くなった気がする
(正直誤差)
ショット別に見るピュアドライブVSの特徴
ストローク
弾道はあまり上がらず低めの軌道。
ずっしりとした打球感でピュアドライブと同じようにボールが飛んでいきます。
ノイズのないクリアな打球感で、ぐっとつかんでバーン!と打ち出す感覚があるので、
吹っ飛ぶかな?と思っても余裕で収まります。
スイングスピードによって回転量の調整ができ、98インチの良さもあります。
フラットドライブが得意な人に特におすすめですが、
ストローカーなら誰もが好むすごいラケットだと思います。
ボレー
本家ピュアドライブよりもボールの飛びが抑えられてる分、楽してボレー、という使い方はできません。
しっかりめに押すとパンチのあるボレーが打てます。
面の安定感があるので粘り強くボレーを拾えるしパンチもありますが、
合わせるだけで深く差し込めるようなボレーはできません。
本家ピュアドライブよりも強弱がつけやすく、
タッチ系のショットも苦にしないのが高ポイント。
早いテンポの中でもちゃんとボレーをヒットできる、
スライスタッチよりもフラットに厚くボレーできる人に特におすすめです。
サーブ
ヘッドの抜ける感じがよく本家ピュアドライブよりも振り抜いた感覚が良いです。
フラットサーブの飛びは変わらず、収まるのでしっかり振ってもアウトミスしにくい。
スライスサーブの曲がり、スピンサーブの跳ね、キックサーブの逆跳ねも素晴らしいの一言。
特にキックサーブは早い弾道で高く跳ねるので、ボディに打てばそれだけでエースが取れるレベル。
本家ピュアドライブよりも飛びすぎないので、
アウトミスを恐れずしっかり振っていけるのが高ポイント。
振った分だけ強いサーブが打てるので、
収まりサーブをしっかり振り抜きたい人にはかなりおすすめです。
スライスサーブの曲がりは本家ピュアドライブのほうがいいかな?と感じます。
ものすごい曲げてコートの外に追い出すというよりは、
曲がりはそこそこに早くて低い軌道で打点を外させる、という使い方がおすすめ。
フラット、スライス、スピンどれを取っても使いやすいので、
戦術の幅は間違いなく広がると思います。
ピュアドライブVSにおすすめのガット
- 縦横ポリエステル
- 縦ポリエステル横ナイロンのハイブリッド
ピュアドライブVSはラケットの性能が高くボールの飛びがいいので、
ポリエステルでしっかりした打感、ショットに重さを出してあげるのがおすすめ。
テンションを低めにしてショットスピードを強化しても収まってくれるので、
ハードヒットしても気持ちよく打ち抜いていけると思います。
縦横ポリエステルがしんどいのであれば、ハイブリッドもあり。
打感かためがおすすめなので横はナイロン推奨。
ハイブリッドの場合は縦横テンションを少し高めにするのがおすすめです。
ピュアドライブVSと比較してほしいラケット
Babolat ピュアドライブ
- フェイスサイズ:100インチ
- 重さ:300g
- バランス:320mm
- ストリングパターン:16/19
- おすすめレベル:中級〜上級
- 発売日:2017/08
- VSよりもボールが飛んで打感がマイルド
- ボレーがVSよりも楽に飛んでいく
- ハードヒットよりも合わせるような守備的な使い方向き
Babolat ピュアアエロVS 2020
- フェイスサイズ:98インチ
- 重さ:305g
- バランス:315mm
- ストリングパターン:16/20
- おすすめレベル:中上級〜上級?
- 発売日:2020/04
- ピュアドライブVSよりもスピンに強みがあるラケット
- 厚く当てるならピュアドライブVS
- 引っ掛け気味に打つことが多いならピュアアエロVS
YONEX EZONE 98 2020
- フェイスサイズ:98インチ
- 重さ:305g
- バランス:315mm
- ストリングパターン:16×19
- フレーム形状:ラウンド
- おすすめレベル:中級〜上級
- 発売日:2020/01
- 強烈な打ち出しとノビが特徴のラケット
- 飛び出しからきっちり収めたいならピュアドライブVS
- 飛ばし屋でバウンド後の強いノビで差し込んで行きたいならEZONE
ピュアドライブVSの評価・レビューまとめ
以上、ピュアドライブVSのまとめ記事でした。
正直この新モデルはびっくりした。
ピュアドライブのパワーはそのままに収まりをよくしたとか、反則でしょう(
実際に試打してみて、ストロークよし、ボレーは楽じゃないがよし、サーブえぐしと、
弱点が見つからない。。。
発売時即完売したのも頷けます。
中級レベル以上の人ならプレイスタイル関係なく誰が使っても使いやすいと思います。
限定モデルなので、見つけた場合は早めにゲットしてくださいね!