どうもーぬつですー
今回はPrince BEAST 98 2020の使用感インプレ・レビュー記事になります!
Prince BEAST 98 2020の特徴、各ショットの使用感、
おすすめのガット・セッティング、比較してほしいラケットをまとめました。
Prince BEAST 98 2020が気になっている方は参考にしてみてくださいね。
【Prince】テニスラケットの特徴・選び方・おすすめまとめ!【評価・レビュー・インプレ】目次
Prince BEAST 98 2020のスペック
- フェイスサイズ:98インチ
- 重さ:300g
- バランス:320mm
- ストリングパターン:16×20
- フレーム形状:ラウンド
- おすすめレベル:中級〜上級
- 発売日:2020/05
今作から重さが軽くなって300gになりました。
Prince BEAST 98 2020の特徴・インプレまとめ
使用感
- 打感:かため
- ボールの飛び:やや控えめ
- スピンのかかり:やや強め
合わせると飛ばないけど、振ると飛びが強く感じるラケット
BEAST 98 2020は薄ラケだけどフレームはラウンドタイプということで、
それなりに飛ぶのかな?と思ったけど思ってたよりも飛ばなかった印象。
合わせると薄ラケらしい飛ばなさですが、
しっかり振って食いつかせると結構飛んでいきます。
重さもあるし、ショットスピードも結構出ます。
なんとなくTOURシリーズに近い使用感があるなと感じました。
スピンでググッと落ちて非常に収まりがいい
最近のBEASTシリーズの特徴なのですが、
スピンをかけるとよく落ちてくれて非常に収まりのいいラケットになっています。
今回新しく発売のBEAST98もすんごい落ちます。
軌道は上がらないけど振り切ってスピンをしっかりかけると、
アウトする気がしないレベルです。
ガットのテンションを落として深く差し込んでいきたいけど、
アウトミスが怖い・・・
というような人に非常におすすめのラケットになっています。
面が暴れずコントロール性のいいラケット
ラウンド形状のフレームということで面が強く、暴れないため、
非常にショットに安定感があります。
ラケットの芯を外してもそれなりに飛ばしてくれるので、
98インチのラケットとしては使用ハードルがやや低い印象。
また、面の強さからショットコントロールがしやすいなと感じました。
それなりに飛ばしてくれるけど中厚のように飛ばしすぎることはないので、
タッチ系のプレイヤーに好まれるラケットかなと。
ガットのセッティング次第でどんなプレイスタイルにもマッチングする、
バランスの取れたオールラウンダーなラケットだなと感じました。
Prince BEAST 98 2020のいいところ・向いている人
- 収まりが非常にいいラケット
- 飛びすぎないのでガンガン振っていける
- 面の安定感が強く、ラケットアシストも98インチにしては強め
- ショットコントロールがかなりしやすいく、タッチの感覚がいい
Prince BEAST 100 2019の悪いところ・向いていない人
- プリンスらしい硬さ、点で捕える感覚に好みがわかれる
- 独特のスコンという打球音に好みがわかれる
- 軌道をあげにくいので、グリグリスピンには向かない
- しっかり振れる人でないと良さを感じないかも
- ゴリゴリのベースストローカーには物足りなさを感じるかも
ショット別に見るPrince BEAST 98 2020の特徴
ストローク
思ってたより飛ぶけど、飛びすぎずかなり収まりがいいです。
ハードヒットしても急激に落ちてくれるので、アウトミスが少ない印象です。
打感はBEAST100のイメージがあったせいか、思ってたよりも硬めでした。
BEST100とは別物で、TOUR95に近い印象があります。
TOUR95よりも芯を外しても飛んでくれるけど、BEAST100ほど飛びは強くない、といった感じ。
しっかり振って打ちに行くとずっしり乗ってやわらかさを感じたので、
飛ばなさと収まりの良さでハードヒッターの人におすすめのラケットになっています。
合わせると硬い面で弾く感じが強かったです。
ボレー
タッチの感覚が非常にいいです。
ショットコントロールもしやすく、強弱がつけやすい。
合わせれば飛びすぎず角度もつけやすいし、押せば深さも出てくれます。
球際も強く、思ってたよりもこぼれない印象。
ボレーを多用する人におすすめです。
サーブ
サーブは振れば振るほどしっかり威力、スピードが出てくれます。
フラットサーブは重さもあり、打ちごたえがあります。
スピンサーブは落ちすぎて浅くなりやすかったです。
バウンド後のノビが結構いいので、深めに打つといい感じでした。
スライスはそこまで曲がりません。
低い軌道ですべる感じですが、個人的にはスピンサーブの方が使いやすかったです。
しっかり振れる人でないとサーブが軽く、弾いて飛びすぎるように感じると思います。
Prince BEAST 98 2020におすすめのガット
- 縦ポリエステル縦ナイロンorナチュラルのフェデラー張り
- 縦横ポリエステル
縦横ポリエステルにするとかなりボールが飛ばなくなって、
打球感も結構シビアになります。
学生や筋力、スイングスピードの速い男性にはいいですが、
自信がない人はハイブリッド・フェデラー張りか、
縦横ナイロンがおすすめです。
少しテンションを下げてマイルド感を出した方が使いやすく感じました。
Prince BEAST 98 2020と比較してほしいラケット
DUNLOP CX200
- フェイスサイズ:98インチ
- 重さ:305g
- バランス:315mm
- ストリングパターン:16/19
- おすすめレベル:中上級〜上級
- 発売日:2018/12
- BEAST98よりもボールが飛ぶ感じがする
- 打感の軽やかさならCX200
- 収まりの良さ、打感のハードさならBEAST98
wilson BLADE 100 V7.0
- フェイスサイズ:100インチ
- 重さ:300g
- バランス:320mm
- ストリングパターン:16/19
- おすすめレベル:初級〜中級
- 発売日:2020/01
- BEAST100よりも飛びとノビが強い
- 飛びの良さと使用ハードルの低さはBLADE100
- 収まりの良さ、打ちごたえを取るならBEAST98
Babolat ピュアドライブ VS
- フェイスサイズ:98インチ
- 重さ:300g
- バランス:320mm
- ストリングパターン:16/19
- おすすめレベル:中級〜上級
- 発売日:2019/03
- BEAST100よりも重いショットが打てる
- フレームに硬さがあるのはピュアストライク
- 打感のマイルドさを取るならBEAST100
Prince BEAST 98 2020の評価・レビューまとめ
以上、Prince BEAST 98 2020のまとめ記事でした。
バランスのとれたオールマイティなラケットだと思います。
ストロークを中心にガンガン攻めたい人には物足りなさを感じるかもしれませんが、
ネットをよく取る、ボレー中心の組み立てをする人に特におすすめです。