どうもーぬつですー
今回はwilson PRO STAFF 97 CVの使用感インプレ・レビュー記事になります！
wilson PRO STAFF 97 CVの特徴、各ショットの使用感、
おすすめのガット・セッティング、比較してほしいラケットをまとめました。
wilson PRO STAFF 97 CVが気になっている方は参考にしてみてくださいね。
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目次
wilson PRO STAFF 97 CVのスペック
- フェイスサイズ：97インチ
- 重さ：315g
- バランス：310mm
- ストリングパターン:16/19
- フレーム形状：ボックス
- おすすめレベル：中上級〜上級
- 発売日：2018/07
wilson PRO STAFF 97 CVの特徴・インプレまとめ
使用感
- 打感：かため
- ボールの飛び：控えめ
- スピンのかかり：やや控えめ
打球感はややかため
プロスタッフシリーズということで打感が硬いのでは？と思うかもしれませんが、
wilson PRO STAFF 97 CVは、これまでのプロスタッフとは正直別物。
まず打感がそこまで固くありません。
加えて食いつきとノビがいいです。
ボールの飛びがいいです。
プロスタッフの特徴といえばカーンカーンという金属音のような打感でしたが、
CVシリーズになってかなりマイルドになった感じがあります。
BLADEっぽくなったといえばわかるでしょうか。
現行のBLADEとプロスタッフCVはかなり似てるなーと思いました。
ハードヒットしてもスピンがかかって収まりがいい
wilson PRO STAFF 97 CVを使って見てびっくりしたのが、
結構スピンのかかりがいいこと。
フラットドライブで打つとドン！と重厚な中身の詰まった感じの
ずっしりした重いショットが打てます。
飛びもいいので深いところに差し込んでいけます。
スピンのかかりが、これ本当にプロスタッフかな？と思ったのが正直なところです。
ショットのノビがとてもいい
wilson PRO STAFF 97 CVはショットのノビも結構いいです。
ハードヒットしなくてもフラットドライブで打つだけで、
ドン！という砲撃かな？と思うようなショットが打てますし、
そんな重さのあるショットがグイーンと伸びるので結構強烈。
ボールの収まりもいいので、
ハードヒッターにとって理想的なラケットだとだなぁと思いました。
wilson PRO STAFF 97 CVのいいところ・向いている人
- ショットが重い、ノビる、収まりがいい
- 面の安定感があって、ブレにくく相手のショットに打ち負けない
- 強烈なフラットドライブが打てる
wilson PRO STAFF 97 CVの悪いところ・向いていない人
- ボールを持ち上げるのがちょっとしんどい
- 高い軌道のスピン系のショットが打ちににくい
- CVで飛ぶようになったとはいえ、しんどさはある
ショット別に見るwilson PRO STAFF 97 CVの特徴
ストローク
ずっしりした打球感のなかに多少やわらかさを感じます。
打感がボスっとしていて、全然飛ばないかな？と思いきや思ってたよりも飛んでくれます。
プロスタッフってどうしてもカンカンしていてしんどいラケットってイメージがあったのですが、
CVモデルはカンカンしておらずそこまでしんどさを感じません。
むしろボールを潰して打つとしっかりパワーが伝わって飛んでいくので、
ハードヒッターにはかなり好まれる打感かなと。
あと思ってたよりも引っかかりがある！
グリグリはあれですが持ち上げやすくグッとスピンで収まってくれます。
何よりハードヒットしたショットが強烈！
ラケットの重さとスイングスピードがしっかり伝わってる感じがします。
ボレー
押すボレーが非常に気持ちがいい。
グッと乗ってパーンと飛んでいくので、ショットコントロールがしやすいです。
弾き感はあまりないので、深さを出すならしっかり押してあげる必要があります。
スライスタッチもいい感覚。
思ってたよりも引っかかるし、引っかかりすぎずすべる軌道が打てますが、
やや浅くなりやすいかなと。
ボレーは押してあげるのがおすすめです。
ただ、取り回しのしにくさと、球際の粘りはしんどいです。
面の強さはありますが、面を合わせるのにしんどさがあるかんじ。
比較的ストローク向きのラケットかなと思います。
サーブ
サーブは振った分だけズドン！と飛んでいってくれるます。
重さとスイングスピードがしっかりサーブに乗ってる感じ。
スピンサーブも結構はねてくれるし、収まってくれるのでいい感じです。
ただスピンサーブをがっつり振り抜くと結構ラケットにバランス持って行かれます。
筋力ない人だと間違いなくラケットに振り回されます。
スライスはそこまで曲がらないですが、
低く重さのあるすべるスライスサーブが打てます。
しっかり振ってサーブの威力を出すなら、それなりに筋力が必要になると思います。
筆者は1セット持たないなと思いました（
wilson PRO STAFF 97 CVにおすすめのガット
- 縦ナイロンorナチュラル横ポリエステルのフェデラー張り
- 縦横ナイロンorナチュラル
ラケット面の安定感とパワー、重量感はしっかりあるので、
反発力を強化してノビと差し込む威力を上げるのがおすすめ。
筋力に自信のある男子学生であれば、
やわらかめのポリでもいいと思いますが、
テンションは低めにしないとケガに繋がるかもしれませんので注意。
１番のおすすめは縦ナイロン横ポリエステルのフェデラー張り。
硬めの打感でガンガンハードヒットできると思います。
お財布的にナチュラルでも大丈夫なら、ナチュラルの方が使用ハードルは下がると思います。
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wilson PRO STAFF 97 CVと比較して欲しいラケット
HEAD SPEED PRO
- かための打感
- フラットドライブが得意なラケット
- 飛びが控えめで収まりがいい
wilson PRO STAFF 97 CVと比べて、
ショットコントロールと収まりの良さに特徴のあるラケット。
特に球際の取り回しのしやすさは、SPEEDPROのほうがしやすいと思います。
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wilson BLADE 98 cv 18×20
- かための打感だけどボールの飛びがいい
- ラケットのしなりがよくて差し込める
- 軌道が低めなのでフラットドライブ向け
wilson PRO STAFF 97 CVとかなり打感と特徴が似ています。
BLADEのほうがしなりが良くて、ラケットのアシストが強い感じがします。
しなりから打ち出す感覚ならBLADE、
自分の筋力、スイングスピードでたたきたいならwilson PRO STAFF 97 CVがおすすめです。
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prince TOUR 95
- ノビの良さとショットの重さが特徴
- 薄ラケで打感がしっかりしてる
- 点で打ってる感覚がある
点で打ってる感覚があり、引っかかる感じもいいので、
wilson PRO STAFF 97 CVよりもスピンがかけやすく、ショットのノビがいいです。
ショットに重さがある点は同じですが、
フラットドライブの威力ならwilson PRO STAFF 97 CVのほうが上だと思います。
ストローク以外の部分ではTOUR95のほうが打ちやすく感じました。
厚くたたくならwilson PRO STAFF 97 CV、
スピンやショットコントロールならTOUR95がおすすめです。
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wilson PRO STAFF 97 CVの評価・レビューまとめ
以上、wilson PRO STAFF 97 CVのまとめ記事でした。
個人的には今までのプロスタッフがしんどく感じたせいか、
今回のwilson PRO STAFF 97 CVの使い心地の良さ、
特にストロークの打ちやすさにはちょっとびっくりしてます。
まるで砲撃のような強烈なショットは他のラケットにはなかった感覚でした。
他のラケットと比べると確かに使用ハードルが高く楽できないラケットではありますが、
プロスタッフシリーズの中では一番ラケットが飛ばしてくれます。
ストロークが得意な人ををはじめ、フラットドライブを使う人にはぜひ試して欲しいラケットになってます！
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