どうもーぬつですー
今回はPrince TOUR 100 2020の使用感インプレ・レビュー記事になります!
Prince TOUR 100 2020の特徴、各ショットの使用感、
おすすめのガット・セッティング、比較してほしいラケットをまとめました。
Prince TOUR 100 2020が気になっている方は参考にしてみてくださいね。
【Babolat】テニスラケットの特徴・選び方・おすすめまとめ!【評価・レビュー・インプレ】目次
Prince TOUR 100 2020のスペック
TOUR 100 2020 (310g)
- フェイスサイズ:100インチ
- 重さ:310g
- バランス:310mm
- ストリングパターン:16/18
- フレーム形状:ボックス
- おすすめレベル:上級
- 発売日:2020/09
TOUR 100 2020 (290g)
- フェイスサイズ:100インチ
- 重さ:290g
- バランス:325mm
- ストリングパターン:16/18
- フレーム形状:ボックス
- おすすめレベル:中級〜上級
- 発売日:2020/09
Prince TOUR 100 2020の特徴・インプレまとめ
使用感
- 打感:普通
- ボールの飛び:強め
- スピンのかかり:やや強め
はっきりした打球感かつ飛びが強い
ボックスのはっきりした打球感はありつつも、
弾いて飛ばすのでボックスにしては結構飛びます。
打感がぼやけずしっかり飛ばしてくれるので、
前作よりも使用ハードルが下がってると思います。
やや収まりが悪くなった?
前作はホールド感で潰してしっかりスピンをかけられる、
かつ収まりがよく安心感のある飛びでしたが、
今作は飛びが強くなり落ちが控えられてる感じがします。
厚く当てるとギュンと落ちてた前作とは真逆で、
厚く当てるとややアウトがあったので、やや収まりが悪くなったように感じました。
使用ハードルは下がったけど、競技志向の人からすると物足りなさを感じるかもしれません。
Prince TOUR 100 2020のいいところ・向いている人
- 打感がぼやけず飛ばしてくれる
- 深さが出しやすくノビが強い
- ハードヒットした時の打感が気持ちがいい
Prince TOUR 100 2020の悪いところ・向いていない人
- 前作よりも飛ぶので収まりが悪くなった?
- 前作のホールド感、ボールの落ちがなくなった
- 芯で捉えた時の安心感は前作の方が強い
ショット別に見るPrince TOUR 100 2020の特徴
ストローク
ボックスですが弾き感があり、結構飛びます。
打感はぼやけないですが、かなり深さが出しやすいです。
バウンド後のノビも強く、コート深くに打ち込んで
スピンのかかりは普通。
スライスの乗りはいい感じで結構よくスベってくれます。
飛びが強くなったのでやや収まりが悪くなったのが印象的でした。
前作にあったハードヒットした時の安心感はないです。
リターンは95インチ同様打った時の感覚がよかったですが、
95インチのほうが面の安定感が強かったです。
個人的には前作のホールド感、収まる感じの方が好きでした。
今作はややビーストに似た使用感があり、ビーストが良いだけに
近いスペックならビーストの方がおすすめです。
ボックスなのに弾き感、飛びが強いのがクセに感じるかもしれません。
筆者的には前作の方が好きです。
ボレー
ボレーは逆に前作よりも打ちやすくなったなと。
叩けばパンチが出るし、球際も粘って拾えるし、コントロール性も悪くないです。
ただやっぱり近いスペックならビーストの方がおすすめですね。
サーブ
フラットサーブがとても気持ちがいいです。
前作の使用感とは全然変わってますが、
振り抜いた時の打球感が気持ちよく、振った以上に飛んでくれるので
打っていて気持ちがよかったです。
スライスサーブの曲がりもいい感じ。
低くスベるし角度もついてくれました。
スピンサーブはいまいちでした。
引っ掛かりがあまり強くないので収まりが悪く感じ、
バウンド後の跳ね、伸びもいまいちなのでスピンサーバーにはビーストのほうがおすすめです。
Prince TOUR 100 2020におすすめのガット
- 縦ポリエステル横ナイロンorナチュラルのハイブリッド
- 縦横ポリエステル
フレームに硬さがあって弾き感があるので、
やわらかめのポリエステルかハイブリッド、
加えてガットのテンションを落としてやわらかめのセッティングにするのがおすすめ。
硬いセッティングはカンカンして硬さを感じてしまうと思うので、
テンションを高くしすぎない方がいいと思います。
Prince TOUR 100 2020と比較してほしいラケット
Prince BEAST 100
- フェイスサイズ:100インチ
- 重さ:300g
- バランス:320mm
- ストリングパターン:16×19
- フレーム形状:ラウンド
- おすすめレベル:中級〜上級
- 発売日:2019/09
- フェイスサイズ:100インチ
- 重さ:280g
- バランス:330mm
- ストリングスパターン:16×19
- フレーム形状:ラウンド
- おすすめレベル:初級〜中級
- 発売日:2019/09
- TOUR100はフラット、スピンならBEAST100
- マイルドな打感がいいのであればBEAST
- はっきりとした打感がいいのであればTOUR100
Prince BEAST 98
- フェイスサイズ:98インチ
- 重さ:300g
- バランス:320mm
- ストリングパターン:16×20
- フレーム形状:ラウンド
- おすすめレベル:中級〜上級
- 発売日:2020/05
- TOUR100よりも飛ばずに収まる
- ショットの威力、ハードヒットした時の打ちごたえならBEAST98
- はっきりした打球感である程度ラケットに飛ばして欲しいならTOUR100
YONEX EZONE 98
- フェイスサイズ:98インチ
- 重さ:305g
- バランス:315mm
- ストリングパターン:16×19
- フレーム形状:ラウンド
- おすすめレベル:中級〜上級
- 発売日:2020/01
- TOUR100よりもより強い飛びが欲しい人におすすめ
- 強烈な飛び、ノビで差し込んで行くならEZONE
- 飛びがありつつもはっきりと打球感を感じたいならTOUR100
DUNLOP FX500 TOUR
- フェイスサイズ:98インチ
- 重さ:305g
- バランス:315mm
- ストリングパターン:16/19
- フレーム形状:ラウンド
- おすすめレベル:中級〜上級
- 発売日:2020/08
- TOUR100よりも乗せて飛ばす感じのラケット
- ボックスらしい乗り感が欲しいならFX500TOUR
- 弾き感で飛ばす感じが欲しいならTOUR100
Prince TOUR 100 2020の評価・レビューまとめ
以上、Prince TOUR 100 2020のまとめ記事でした。
はっきり言ってしまうと、個人的にはBEASTのほうがおすすめ。
ラウンド併用ボックスとはいえ、使用感的にもう少し飛ばない方が、
他のラケットとの違いが出たのかなと。
似た使用感ならBEASTをはじめもっといいラケットがあるので、
100インチなのに飛びすぎない前作の方がいいラケットだったように感じます。
95インチでも十分飛ぶので、上級者であればTOUR95のほうがおすすめです。