【YONEX】EZONE 100 2020の評価・レビュー・インプレまとめ【やり過ぎなくらい飛ぶ】

 

どうもーぬつですー

今回はYONEX EZONE 100 2020の使用感インプレ・レビュー記事になります!

 

YONEX EZONE 100 2020の特徴、各ショットの使用感、

おすすめのガット・セッティング、比較してほしいラケットをまとめました。

 

YONEX EZONE 100 2020が気になっている方は参考にしてみてくださいね。

【YONEX】EZONE 2020シリーズの特徴まとめ!【打ち出しがえぐい!】

YONEX EZONE 100 2020のスペック

ラケットのスペック
  • フェイスサイズ:100インチ
  • 重さ:300g
  • バランス:320mm
  • ストリングパターン:16×19
  • フレーム形状:ラウンド
  • おすすめレベル:初級〜中級
  • 発売日:2020/01

YONEX EZONE 100 2020の特徴・インプレまとめ

使用感

Point
  • 打感:やわらかめ
  • ボールの飛び:強め
  • スピンのかかり:やや強め

やわらかさと弾きが非常に楽をさせてくれる

EZONE2020シリーズはやわらかさと弾きが両立したラケットになっており、

特に100インチは打感のやわらかさと飛びの良さを非常に感じます。

 

105インチラケットで打ったかのような軽い力でボールを飛ばせます。

 

スイングスピードをあげてハードヒットしなくても楽に飛んでくれる、

加えて100インチのラケットとしては面の安定感があるので、

テニス初心者にもおすすめのラケットになっています。

飛びが強くてハードヒットには向かないかも?

たたいても面が暴れず安定感があるのですが、

飛びがかなり強いのでハードヒットするとアウトする率が高いです。

 

高い打点から直線的に打つとレーザービームのようなショットが打てますが、

サービスライン付近で持ち上げるとちょっと収めるのが難しいです。

回転のかかりも悪くないですが、飛びが強すぎます。

 

ベースラインでグリグリスピンで打つ分には非常に使いやすいですが、

コートの中でたたくのには向かないかもしれません。

 

EZONE100は他社メーカーの105インチモデル、

EZONE98は他社メーカー100インチモデルくらいの飛びがあるように感じました。

YONEX EZONE 100 2020のいいところ・向いている人

  • 打ち出す力が強く、ボールがかなり飛ぶ
  • 球際が強い
  • 100インチとしては面の安定感がある

YONEX EZONE 100 2020の悪いところ・向いていない人

  • 強めにたたくと飛びすぎる
  • ボールが乗りすぎるので収めるのがやや難しい
  • 打感のぼやけが強い

ショット別に見るYONEX EZONE 100 2020の特徴

ストローク

ベースラインから軽く打っただけでかなりボールが飛ぶので、深さを出すのがとても楽です。

EZONE2020はノビの強さが特徴で、深く打った後のノビも強いです。

 

ただボールがかなり飛ぶので、98インチモデルの方がバウンド後のノビの良さは感じられると思います。

サービスライン付近で持ち上げると収めるのがなかなか難しい。

ベースラインで結構グリグリにスピンをかけてもかなり深くなります。

 

上級レベルでスピン量で深さを調節する人には結構好まれるかも。

 

あとスライスが乗りすぎてかなり飛びます。

軌道が上がって飛んでいくので、低い軌道で滑るスライスが好きな人には合わないかも。

 

個人的にはEZONE100は筋力、スイングスピードに自信がない人におすすめ。

重さが大丈夫なら女性やジュニア、シニアプレイヤーの人は特に使いやすく感じるかなと。

 

スイングスピードがあってボールをたたける人はEZONE98インチがおすすめ。

ボレー

ボレーはとにかく楽、そして球際が強いです。

新しいEZONEは面の安定感が強く、

たたかれたり相手の重いボールを返球しても面がガタつかない安定感があるのですが、

EZONE100も面の強さを感じます。

 

飛びの良さもあって、合わせるだけでコート深くに返球することができます。

EZONE98よりもスライスタッチの感覚もいいです。

 

ただ飛びが強いので、少し押すだけでアウトする率がグッと上がります。

ロブボレーは収まる気配がありません(

 

ボレーを多く使うダブルスプレイヤーであれば、ポリエステルガットで打感をはっきりさせ、

収まりを強化するのがおすすめです。

 

ちなみに、飛びが強いですが、ボールの乗りが良く弾いて飛ばす前に持ってくれるので、

アングルショットのようなタッチ系のショットはあまり打ちづらさを感じませんでした。

 

飛びが強いのに角度つけても収まるのは、しなりが強調された、

EZONE100のボールの持ちの良さからくるのでしょうね。

サーブ

収めるのは難しいですが、高い打点で打ちおろすようにたたきつけるのがおすすめ。

飛びの良さとノビの良さでスピードのあるサーブが打てます。

 

あとスピンサーブがものすごい跳ねる。

回転量多めにしても飛びの良さでネットにかからず、グインと落ちて高く跳ねます。

キックサーブはバウンド後グニャッと曲がるので、スピンサーバーはかなり好きな感触かなと。

 

スライスサーブは曲がりがそこまで強くないかなと。

ノビを活かして早く低くノビように打つフラット気味のスライスサーブは相手が打ちづらそうにしてました。

 

リターンしてた人に聞くと重さがあまりなく、ライジングで合わせやすいと言ってたので、

フラットサーブとスピンサーブをメインに使う人におすすめだと思います。

YONEX EZONE 100 2020におすすめのガット

  • 縦ポリエステル縦ナイロンorナチュラルのフェデラー張り
  • 縦横ポリエステル

フレームがかなり飛ばすので硬めのセッティングで打感をはっきりさせるのと、

収まりを強化してあげるのがおすすめ。

 

テンションも普段より2〜3ポンドあげてもいいと思います。

 

筋力、スイングスピードに自信がない人はナイロンガットでやわらかめでも大丈夫です。

【2021年最新】元テニスコーチおすすめ!人気ガットランキング15選【ポリエステル・ナイロン・ナチュラル】

YONEX EZONE 100 2020と比較してほしいラケット

YONEX VCORE 100

Point
  • 強いスピンがかけられるラケット
  • 硬さがあり、弾きが強めだがEZONEより飛ばない
  • スピンの収まりがほしいならVCORE
【最新】YONEX VCORE 100の評価・レビューまとめ【インプレ】

Babolat ピュアストライク 100

Point
  • しなりと弾きのあるラケット
  • たたきやすさ、収まりならピュアストライク 
  • 球際の強さ、飛びを取るならEZONE
【Babolat】ピュアストライク2020 100の評価・レビュー・インプレまとめ【収まるピュアドライブ 】

Prince BEAST 100

Point
  • スピンのかかりが良く、収まりがいい
  • オールラウンドな使いやすさを取るならBEAST
  • 面の安定感、飛びの良さを取るならEZONE
【Prince】BEAST 100 2019の評価・レビュー・インプレまとめ【万能黄金スペック】

YONEX EZONE 100 2020の評価・レビューまとめ

以上、YONEX EZONE 100 2020のまとめ記事でした。

 

これまでのEZONEは中級レベルを中心に初級から上級者まで幅広い層に使いやすいラケットになっていましたが、

今回のEZONE 100 2020モデルはやや初心者よりになった印象かなと。

 

やわらかさと打ち出す際にボールを弾く感じが、

上級レベルの人のは打感の物足りなさ、収まりの悪さを感じるかも。

 

EZONE98インチの飛び、ノビが強くなってるので、

これまで100インチをメインに使っていた人はEZONE98の方がおすすめ。

 

個人的にはこれからテニスを始める人の最初の1本として非常におすすめ!

初級から中上級くらいまで長く使えますよ。

重ささえ問題なければ一度試してみてくださいね。

 

もし、重く感じるようであればスペック違いの軽量モデル、

EZONE100L(285g)、100SL(270g)もありますので参考までに。

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